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心は考えない。それが重要な点だ。
心は無思考で宇宙とつながっている。
そして次の要点はここにある。
つまり、考えるのは頭脳だということだ。
それゆえ、苦悩するのは頭脳であり、さらに言えば、それは頭脳が生み出す思考エネルギーの変容する姿を断片的に見ているに過ぎないということだ。
世の中を見渡してわかることがある。
おなじ境遇にあっても、ある人は苦悩するし、ある人は喜喜として生きている。
それはけっして、心の違いではない。明らかにそれは頭脳の思考による結果なのだ。
神に奪われたと思うか、神に与えられたと思うか。それは思考の違いだ。
思考のつくりだすエネルギーの波動が、心と共振する。
それは心とともにある思考、心がそれだけで充足していることを知る思考だということだ。
それだけが心を至福の色に染める。
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