徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ドラマ「龍馬伝」あれこれ

2010-01-04 18:40:00 | テレビ
 毎年のことだが、大河ドラマには、あまりのめり込んで見ることはない。1年近く見続ける根気が続かないというのが本音だが。昨日始まった「龍馬伝」の第1回も、やや“ひが目”的な見方になった。今回の龍馬は、NHKもさすがに、司馬遼太郎ばっかりじゃなぁ、と思ったのか、底本となる原作がない。従って、福田靖の脚本が成否の鍵を握っているとも言える。この人は、キムタクの「HERO」や「救命病棟24時」などの脚本を書いた人だから実力はあるのだろう。さすがに1回目は相当、力が入っていたようで、これじゃ1年持つのかな、とちょっと心配になった。歴史モノと言っても、史実としてエビデンスが残っているのは、数ヶ所の「点」に過ぎず、「点」と「点」を結ぶプロットはフィクション、つまり作り話に過ぎない。面積に換算すると90%以上作り話と言っても過言ではない。そのくらいの気持で見ておいた方がよさそうだ。毎回、タイトルの題字を注目しているが、今年の題字は、書家の紫舟さん。スズキ・アルトのCMでお馴染みだが、今回の題字は、飛翔する龍を思わせる書体で、とても気に入った。