徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

天才少女詩人の墓碑銘

2010-01-09 19:20:52 | その他
 今日は仕事の打合せで大牟田へ。帰り、久しぶりに荒尾市境崎にある海達公子のお墓にお参りをする。花を手向けて手を合わせ、シナリオの進み具合を報告。いつ来てもここには花が絶えることがない。彼女を愛してやまない人たちが多いのだろう。いつものことだが、傍らの詩碑に刻まれた、彼女の代表作「夕日」を読んでみる。今日は快晴なので、もうしばらくすると、こんな光景を今日も見ることができるだろう。



            「夕 日」(海達公子/尋常小学校2年/8歳)

             もうすこうしで
             ちつこうの  
             さきにはいるお日さん
             がたにひかつて
             まばゆい
             まばゆい
                     
                    「赤い鳥」大正13年9月号推奨作

「夕日」のイメージ写真(hro-nobuさん撮影)