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その双葉さんは独特の評価点を付けていたが、1940年代から1990年代までに日本で公開された洋画のうち、点数に換算して90点以上を付けたのは、下記の12本しかない。特に、80年代以降は1本も無い。今日の映画の質の低下を表していると見ることもできるだろう。
心からご冥福を祈る。合掌。
■大いなる幻影(1937/仏/ジャン・ルノワール)
■河(1951/米/ジャン・ルノワール)
■恐怖の報酬(1953/仏・伊/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー)
■疑惑の影(1942/米/アルフレッド・ヒッチコック)
■禁じられた遊び(1952/仏/ルネ・クレマン)
■サンセット大通り(1950/米/ビリー・ワイルダー)
■天井桟敷の人々(1945/仏/マルセル・カルネ)
■水鳥の生態(1953/米/ジェームズ・アルガー)
■突然炎のごとく(1961/仏/フランソワ・トリュフォー)
■野いちご(1957/スウェーデン/イングマール・ベルイマン)
■ザッツ・エンターテイメント(1974/米/ジャック・ヘイリー・Jr)
■スティング(1973/米/ジョージ・ロイ・ヒル)