徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

新曲「細川」

2015-03-30 22:48:30 | 音楽芸能
 昨日、水前寺まつり能楽殿ステージイベントでお披露目された新曲「細川」は玉名を拠点に活動しているシンガーソングライター川原一紗(かわはらかずさ)さんの作。
 川原一紗さんは熊本県玉名市生まれで今も在住。自作の曲をピアノ弾き語りで演奏する。日本全国で活躍中。「歌による調和とコミュニケーション」をテーマとして、平和、地球、自然、故郷、和、繋がりをコンセプトにライブ活動を行っている。
 僕も元玉名市民なので川原さんのことは以前から知っていて、ライブも何度か見たことがある。透明感のある声が魅力。
 今回の「細川」は中村花誠先生のオファーがあって作られたのだろうが、七百年の歴史を有する細川家讃歌にも彼女の世界観は変わらない。従来からの中村花誠ファンにはとまどいもあるかもしれないが、五七調を基本とした力強い詩の展開は現代版「今様(いまよう)」とでも呼ぶべきか。

♪源の流れを受けて七百年
 栄えし未来を築くため
 歴史を創った武士(もののふ)ら
 時には大きな涙を流し
 時には野山を駆け巡った 幾年月日よ
 あゝ細川は とこしえに
 あゝ細川は とこしえに