徒然なか話

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The Streets of Laredo(ラレドの大通り)

2023-09-08 18:17:35 | 映画
 今日のBSプレミアムシネマは、巨匠ジョン・フォード監督の「三人の名付親」。最初に観たのは昭和28年、小学2年生の時だった。僕が映画に目覚めた記念すべき一本である。
 この映画で忘れられないのが、要所要所で流れる音楽「The Streets of Laredo」である。カウボーイソングの名曲として知られているが、元歌はアイルランドの古い民謡らしい。多くの歌手が歌っていて、中でもマーティ・ロビンスのバージョンが一番有名だと思う。映画の中ではこの曲がアンダースコアとして時にはマイナーに転調しながら雰囲気を盛り上げる。また、ならず者の一人キッドが赤ん坊を抱いて歌って聞かせるシーンは感動的。映画音楽を担当したのは「駅馬車」などのフォード映画で知られるリチャード・ヘイグマン。

【あらすじ】
銀行を襲撃した3人のならず者たち。砂漠を逃走するなか、3人は身重の女性と出会い、出産を助けるが、女性は生まれた赤ん坊を託して亡くなってしまう。名付け親となった3人は生まれたばかりの赤ん坊を連れて目的地に向かうが…。送り届ける町の名前がニュー・エルサレムで、たどり着いた日がクリスマス。聖書に描かれたイエス・キリストの誕生に立ち会った三賢者の話になぞらえている。3人の名付け親を演じるのはジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・ジュニア。ジョン・フォード監督が、サイレント時代の作品を自らリメークした涙と感動の傑作西部劇。


左からハリー・ケリー・ジュニア、ジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス


   ▼Trailer


   ▼The Streets of Laredo (Marty Robbins)


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