徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

文月朔日詣りは大雨の中・・・

2024-07-01 17:33:21 | 季節
 今日は朝から断続的に降り続く強い雨の中、文月朔日詣りに行った。
 「文月(ふみづき・ふづき)」の名の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝したりする風習があったからといわれている。



 また今日は「童謡の日」でもある。今から106年前の大正7年(1918)7月1日、児童文芸誌「赤い鳥」が、鈴木三重吉によって創刊されたことにちなんで制定されたもの。夏目漱石門下の小説家だった三重吉は、当時活躍していた作家や画家らに協力を依頼、創刊号には芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋、高浜虚子、徳田秋声ら時の文化人がこぞって賛同の意を表明し、表紙絵を清水良雄が描いた。この創刊号には芥川龍之介が初めての童話「蜘蛛の糸」を発表した。三重吉らによる「赤い鳥」を通じた文化活動は「赤い鳥運動」と呼ばれ、日本の近代児童文学と児童音楽に多大な影響を与えた。大正~昭和初期に、この「赤い鳥」に多くの少年少女たちが投稿した。なかでも海達公子や豊田正子らは象徴的な存在となった。
 「赤い鳥運動」を代表する楽曲の一つが下の「からたちの花」である。今日は、高校時代の2010年選抜高校野球大会開会式での「君が代」独唱で話題となったソプラノ歌手・野々村彩乃(ののむらあやの)さんの歌で聞いてみた。



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