大河ドラマ「麒麟がくる」は毎回見ているわけではなく、面白そうな回だけつまみ食いをしている。前回は芦田愛菜扮する明智たま(後の細川ガラシャ)が登場するというので久しぶりに見た。冒頭、明智光秀に預けられている三淵藤英が信長に自害させられるシーンがあった。この三淵藤英は肥後細川家初代の細川藤孝の異母兄にあたる人だが、室町幕府最後の将軍・足利義昭が信長と対立してからも、最後まで将軍義昭を支えた人物。足利氏庶流の気高い誇りを胸に死んでいく。
これを見ていて正直、この役がお笑い系やバラエティ系のタレントでなく、谷原章介のキャスティングでよかった。(^ω^)藤英を象徴するユリの花の花言葉には「自尊心」「高貴」「威厳」などが含まれる。
この人物についてはブログ「津々堂のたわごと日録」さんに詳しいのでそちらを参照願いたい。
三淵藤英に生花の手ほどきを受ける明智たま
もう一つ目を引くシーンがあった。それは光秀が丹波攻略にあたり、情報収集するため、近衛前久のアポをとってもらおうと伊呂波太夫を訪ねるシーン。一座の舞子が二人、鼓と笛に合わせて踊っている。芸能考証や所作指導の著名な先生方の演出なのだろう。中世芸能の風流踊を現代風にアレンジされたものと思われる。
伊呂波太夫を訪ねた光秀
これを見ていて正直、この役がお笑い系やバラエティ系のタレントでなく、谷原章介のキャスティングでよかった。(^ω^)藤英を象徴するユリの花の花言葉には「自尊心」「高貴」「威厳」などが含まれる。
この人物についてはブログ「津々堂のたわごと日録」さんに詳しいのでそちらを参照願いたい。
三淵藤英に生花の手ほどきを受ける明智たま
もう一つ目を引くシーンがあった。それは光秀が丹波攻略にあたり、情報収集するため、近衛前久のアポをとってもらおうと伊呂波太夫を訪ねるシーン。一座の舞子が二人、鼓と笛に合わせて踊っている。芸能考証や所作指導の著名な先生方の演出なのだろう。中世芸能の風流踊を現代風にアレンジされたものと思われる。
伊呂波太夫を訪ねた光秀
芦田愛菜扮する明智たまが先の日曜日出ていたとは!
以前から知っていたのに気づいていませんでした(汗)
>この役がお笑い系やバラエティ系のタレントでなく、谷原章介のキャスティングでよかった。
そうですね!
ありとあらゆるテレビを賑わせているタレントが出ているのに驚きもし半分あきれてしまいます。
まあ、役者の紅白歌合戦みたいなものなんでしょうが・・・。
ところで、「三淵藤英は肥後細川家初代の細川藤孝の異母兄にあたる」こと「足利氏庶流の気高い誇りを胸に」などリンク先も読んで初めてしりました。
そのような演技をしていることなど、全く知らず表面のストーリーだけを追いかけていました。
今思うとあの切腹に至る気持ちが理解できるわけですが、背景を知らないと、ただぼーっと観てしまいますね。
これも日曜日に再放送されたものか、今年の1月1日放送の「本能寺の変サミット2020」
↓
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P201900204400000/
も興味深かったです。
どうも有難うございました。
三淵藤英については私も細川藤孝の異母兄という程度しか知りませんでした。ドラマのような自害だったかどうかもハッキリしないようですね。
私はストーリーそのものより、何気なく画面に映るユリの花だとか、舞子の踊りだとかが妙に気になります。脚本にはどういう意図でどう書かれているのだろうかと。
今年は大河のおかげで例年以上に「本能寺の変」の謎に迫る番組が多かったですね。
さすがに今年の大河「麒麟がくる」は欠かさず見てまいりましたが、いろんな役者を縦横無尽につかって展開させる、脚本の妙に感心させられました。
可憐な「お玉」さんの登場に目が離せませんが、ラストはどのような結末になるのかも脚本に注目しております。
ドラマはホントに脚本次第だと思います。
明智たまはこの後、20歳くらいまでが描かれるでしょうが、その間、結婚もありますし、どの程度登場するのか見ものですね。