一の宮(天津神社・奴奈川神社)の秋祭りで、ジョウバ(除魔・獅子のこと)が向かいの保育園に乱入して、園児の頭をかじっていた。
頭をかじるのは無病息災と頭がよくなる呪いで、女性の尻をかじると安産祈願だ。口をパカパカ鳴らして歩くのは、バクチクが中国で春節の時に破裂音で魔除けをするのと同じ。
私の子供時代のジョウバは乱暴で、顎で頭をひっぱたれるから必死に逃げまわっていたのだが、いまはビビりつつも「かわいい~」って言われていた。
ジョウバに塗られたウルシと装束の麻の匂いを嗅ぐと、私の世代は祭りの祝祭モードにはいる。いい匂いだ。今の子供たちはどうなのだろう?
少子高齢化の人口減少で氏子も減ってきているようだ。願わくば子々孫々と祭りが継承されて欲しい。
春の例大祭「けんか祭り」まで半年。待ち遠しい。
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