26万人を超えるフォロワーをもつ、ベストセラー作家、インフルエンサーの、ひすいこたろうさんがYouTubeで「輪島漆器義援金プロジェクト」をとりあげてくれている。
【モノにカタリを込めるとモノガタリになる!輪島塗編】ひすいこたろう第428回ドリプラジオ#ひすいこたろう
輪島漆器をあつかうボランティアグループは幾つかあるが、不特定多数の漆器を集めて売り、ボランティア団体の運営資金にしている活動がほとんどで、被災者の漆器を代行販売して売上金を個別に還元しているのは私くらいだと聞いている。
ひすいさんが「糸魚川翡翠展2024」で買ってくれた勾玉の「黒眞名井」
被災者と一緒に漆器の汚れ落としをするのは「ご先祖の想い」の湯灌(ゆかん・納棺前に遺体を拭き清める風習)であって、販売はアイヌのイオマンテを手本にしたモノ送りの儀式なのだが、そこのところを判りやすいく説明してくれている。
ただしYouTubeで語られている「輪島漆器は100回以上塗り重ねる」というのは誤りで、126もの工程があり、下塗り・中塗り・上塗りの最低3回は塗り重ねるが正解だし、私はヒスイをパワーストーンと謳った霊感商法モドキで量産品が大量販売されている現在のヒスイを取り巻く世界への批判はしても、ひすいさん個人を叱ったことなどないぞw・・・心当たりがあるらしい( ´艸`)
彼の熱烈なファンが東京ドームシティに1,000人あつめる冬至イベント「時空フェス2024」に、ヒスイ製品と輪島漆器の展示ブースの出店依頼があり、このYouTubeはその予告のようなもので、マスメデイアの報道とは違った反響もあると思う。
売ることより能登に想いを寄せる人を増やすことが主眼になるから、当面は全身全霊で取り組むことになる。交通費と宿泊費はヒスイの売上で賄うので、売れてくれたらいいナ。