縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

海からの贈り物・・・石笛とハリセンボンのミイラ

2019年08月09日 08時36分53秒 | 糸魚川自慢

ミズクラゲが出てきたので、来週からは長袖ラッシュガードが必要になってきた。


海底の写真撮影に夢中になっていて、おでこにぶつかって腫れたことはあるが、お盆くらいから出てくるアンドンクラゲやアカクラゲに比べると毒性は低いからご愛敬。

お盆位になると直径30㎝くらいに育ったミズクラゲもいる。

岩の割れ目や孔はムラサキウニのアパート・・・アワビやサザエ、牡蠣もウジャウジャいるけど禁漁区ということを忘れてはいけん。獲る素潜りから観る素潜りへ!

ハリセンボンのミイラと、糸魚川では珍しい砂岩の孔開き石を拾ったので吹いたらいい音で、石笛のコレクションに加えた。

天然の孔開き石は穿孔貝が巣穴として開けたものが多く、糸魚川では脆い泥岩ばかりだから、砂岩製はありがたい海からの贈り物。


海は世界最大の露天風呂・・・祓い清めの禊の儀式

2019年08月08日 07時26分35秒 | 糸魚川自慢

勾玉取り交わしの儀式を終えた角南夫妻を、祓い清めの禊と称し、なかば強引に海に連れていく。


生涯で海に入るのは2度目と怖がる新婦には、「世界最大の露天風呂でゆっくりしよう!」と甘い囁きでだまくらかす(笑)


こんな時のために、ゲスト用の水着と素潜りセットは用意してあるのだよワタシは!

筒石の海は水深50㎝でもソフトコーラルや海藻、ウニ、サザエ、カキがウジャウジャいるから、素潜り初心者でも楽しめる。


ワタシ初めてなの、怖いわ・・・大丈夫、ボクがついてるよ・・・頼もしいわ!(*´ε`*)チュッと、25歳差の新婚夫妻は話しあったに違いない・・・目を見かわしながら( ´艸`)


まったくの初心者でも、透明度が高く海底の様子が観える海だと深くに潜ってみたくなるもので、いつの間にか潜れるようになっていく。

世界最大の露天風呂は、イキモノで満ち溢れている。


おめでたい夏の記憶・・・恩師が25歳年下と再婚!

2019年08月07日 07時46分53秒 | ぬなかわヒスイ工房

整体協会の恩師の一人である角南先生が、奥さんに先立たれやもめ暮らしをしていた。

ところが再婚するので、私のオリジナル商品の厚めに作った勾玉を縦に二つに割ったベターハーフ勾玉を結婚記念にと注文を頂きビックリ仰天。
相手が私と既知の25歳年下の別嬪と聞いてひっくり返った。


仕事がらみの新婚旅行で遊びに来てくれたので、嫌がる新郎新婦を工房の神棚前で「初めての共同作業で勾玉の交換」の儀式を執り行う( ´艸`)


「ほれほれ、互いに見渡す顔と顔という感じで!もっとくっついて!もっと自然に笑って!」と私は「ど根性ガエル」の梅さんになって記念撮影。

めでたく勾玉の交換が執り行われましたパチパチパチ!(拍手の音)、いよぅっ色男!の図


拙宅に泊まってもらって温泉や海にご案内したが、お暑い夏の盛りにラブラブですな!

都会生まれの奥さんは海に潜るのは初めて・・・大丈夫、ボクが付いているから!ホント!頼もしいわ!という感じだった。

おめでたい夏の記憶。

生涯忘れないだろう。


悲劇のヌナカワ姫伝説のある稚児ケ池で慰霊祭

2019年08月05日 09時09分11秒 | ぬなかわ姫

出雲勢力から逃避の末に、ヌナカワ姫がお隠れになった伝説のある稚児ケ池でヌナカワ姫の慰霊を粛々と行う。


観光客誘致の利益誘導、個人の現生利益を想う気持ちは微塵もなく、純潔にヌナカワ姫を慰霊したいという人々だけが集まり場の空気は清々しい。

司祭はカズさんこと大村和生さん。

上越市の不思議女子、Kさんは遮光器土偶を持ち込んで音叉とライアー(琴の一種)で慰霊に参加。

遠隔地で慰霊祭に参加できない人から、同じ時刻に慰霊をするという人もいて有難い。


蝉しぐれ・・・この蝉の祖先は悲劇を目撃したのだろうかと思うと話しかけて聞いてみたくなる。

ちょっと早いお盆。

 

 


海からの贈り物・・・宝貝拾った!

2019年08月02日 08時18分56秒 | 糸魚川自慢

旧筒石漁港前の浜は漂流物が多く、海底も竜宮城みたいに綺麗な糸魚川イチオシのダイビングスポット。

かっての筒石漁港の舟屋は年々荒れていくが、文化財として保護しないのは勿体ない。

 

昨日は水深3mで熱帯から亜熱帯に生息するはずの宝貝(子安貝)を拾った!


お金に関する漢字に貝が付くのは、かって宝貝が財貨として使用された名残だし、春節に子孫繁栄を願う予祝として食された餃子は、宝貝の形をモチーフにしたとも聞く。何故この貝を財貨としたり子孫繁栄を願う餃子の形に選んだのかは自分で想像しよう!( ´艸`)


日本海側では島根あたりが北限らしいが、どこから、どうやって、どれだけかかって糸魚川までやって来たのだろう?


近日中に某TV局の取材で糸魚川を案内予定だが、ここの海は外せないと思う。ヒスイだけが糸魚川の魅力ぢゃないぜ。


梅雨明けからお盆前が海遊びの絶好シーズン。


クラゲもいないし海水が温かく、まだ濁っていないのだ。素肌で海に潜ると、海水がサラサラと肌を撫でるように流れていくのが気持ちいい。


糸魚川の夏を堪能するなら今!