東独のツァイスで長く生産されていた中望遠レンズ、Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80(M42)です。
中判カメラのペンタコン6の標準レンズとしては比較的近年まで売られていました。ペンタコン6用以外には、M42マウントとエキザクタマウントなどがあったようです。
ご紹介する個体はM42マウントでアルミ製の鏡銅であり、1950年代の製造のもののようです。
レンズ構成:4群5枚
最短撮影距離:0.8m
フィルター径:49mm
レンズ構成は4群5枚で、ローライフレックスにも搭載されていたXenotar 80mmF2.8とかなり近いレンズ構成のようです。
(参考文献:「こだわりのレンズ選び」p.142 写真工業出版 2003.12発行)
私の所有している個体は、内部にけっこうクモリが出ているため、かなりソフトで滲んだ描写をします。
これはこれで面白いのですが、ピントの山が見えず、ピント合わせにかなり苦労しました。
いずれもLumix G2+Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80(M42)
文献によると四隅まで解像力が高いレンズとのことなので、いつか分解清掃をしてきれいな状態で描写を楽しんでみたいと思います。
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