プリセット絞りのM42マウントの広角レンズです。
レンズ構成 4群6枚?
最短撮影距離 0.3m
フィルター径 49mm
シャハト(A.Schacht)社は、第2次大戦後に西独で設立された中規模レンズメーカーとのこと。A.Schachtは創業者の苗字。Ulmというのは地名で、シュトゥットガルトとミュンヘンのちょうど中間ぐらいに位置する街です。
シャハトのレンズは、エキザクタやエディクサなどに供給されていたようです。Lマウントも若干ながら出していたようで、以前にこのブログでもLマウントのTravenar 135mmF3.5を紹介しました。
このレンズは、M42マウントのゼブラ柄の小柄なレンズでなかなか格好良いです。私の所有する個体はヘリコイドが故障していてピント合わせがままならない状態でした。先日来いろいろな場面で活躍しているM42ヘリコイドリングと薄型マウントアダプターを使えば、ピント合わせが可能なことに気づき、10年ぶりくらいに撮影してみました。
遠景は破綻も少なく、しっかり写ります。
適度な条件が揃うと、このように後ろボケがバブルボケ気味になります。けっこう面白そうです。
SONY α7+Travenar 35mm F3.5R
なかなか良いレンズです。この時代(1960年代)の独レンズは粒ぞろいです。それぞれが個性があって使っていて楽しいレンズばかりです。
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