迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

今も昔も高コストパフォーマンス ~XR RIKENON 1:2 50mm

2014-10-19 16:59:19 | Miscellaneous Lens

XR RIKENON 1:2 50mmは、リコーの普及型一眼レフXR500の標準レンズとして登場した標準レンズです。


 レンズ構成 5群6枚
 フィルター径 52mm
 最短撮影距離 0.45m
 重量 190g

XR500は当時、「サンキュッパ」3万9,800円という当時としては破格の価格で売り上げを伸ばしました。このXR RIKENON 1:2 50mm単体も9,000円と低価格に設定されていました。今でも中古価格は3千円程度、時にはそれ以下でも売られているレンズです。


このレンズは、カメラ雑誌のレンズテストで高い解像力を示し、和製ズミクロンとも言われていました。
さて写りはいかがなものでしょうか。まずは遠景、色はあっさりした感じです。きちんと解像しています。


では絞り解放でのどうでしょうか。少しにじみが出ます。


絞り解放での最短撮影距離では、こんな感じです。ピント合っているところはとてもシャープで、ボケはとてもきれいです。


中くらいの距離でのアウトフォーカスでも、健闘しているようです。

 いずれもLumix-G2+XR RIKENON 1:2 50mm

いかがでしょうか。ズミクロンを持っていないので比べるすべもありませんが、なかなか優秀なレンズでしょう。
今も昔もコストパフォーマンスの高いレンズと言えます。


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