昨日は13年前以上か会ってない卒業生に街で会った。
お互い探るような感じで、相手を確認してわかった。
今は二児で、保育園の調理師として働いているようで、
元気そうでなによりではあるが、
それだけ時が経ったんだなあと思ってしまう。
昨日は上星川駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1759年生まれのドヴィエンヌの作品。
ドヴィエンヌはモーツアルトと同時代に活躍した作曲家で、
オート=マルヌ県のジョワンヴィルに生まれ、
20代にフルートをフェリックス・ローに師事したようだ。
パリ・オペラ座に入団し、演奏者として活躍したようだが、
オーボエ、ファゴットなども演奏できたようである。
1795年に設立されたパリ音楽院のフルート科の教授に就任し、
フルート教則本も残している人物である。
フルート協奏曲第7番ホ短調は1787年頃に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はランパルのフルート、
レッパード指揮、スコットランド室内管弦楽団による。
第一楽章アレグロは、短調で始まる冒頭はモーツアルト風で、
彼がフランスのモーツアルトとも呼ばれるのもわかる、
同時代的なスタイルをそこにみることができる。
フルート独奏が入り、それまでの暗さから転じ、
明るい主題が奏されるが、その後の展開でみせる
フルートの技巧的で名人芸的な演奏は華やかであり、
さすがフルートを知り尽くしている彼らしい音楽で、
フルートの楽器の良さを発揮した音楽である感じがする。
基本的には音楽はモーツアルト風の宮廷風な部分もあるが、
メンデルスゾーンを感じさせるようなロマン派的な部分もある。
最後は冒頭の部分が再現され、短調のまま、感傷的に終わる。
第二楽章アダージョは、管弦楽の導入に続き、
フルート独奏が奏でるおだやかで歌うような旋律は、
牧歌的で平和な感じを思わせる優雅な音楽である。
たっぷりと歌い上げるランパルのフルートは、
夢心地の気分にさせる甘美な演奏で、
最後に用意された短いカデンツァでも十分に発揮される。
第三楽章ロンド、アレグレットは、
少し感傷的な旋律がフルート独奏によって繰り返し示される。
管弦楽がそれに続き、別な華やかな主題がフルートに示され、
これらの主題をもとに音楽は展開されていくが、
ここでも第一楽章以上に名人芸的な演奏を
ランパルのフルートで聴くことができる。
最後は感傷的な旋律ではあるが、爽快な感じで終わる。
お互い探るような感じで、相手を確認してわかった。
今は二児で、保育園の調理師として働いているようで、
元気そうでなによりではあるが、
それだけ時が経ったんだなあと思ってしまう。
昨日は上星川駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1759年生まれのドヴィエンヌの作品。
ドヴィエンヌはモーツアルトと同時代に活躍した作曲家で、
オート=マルヌ県のジョワンヴィルに生まれ、
20代にフルートをフェリックス・ローに師事したようだ。
パリ・オペラ座に入団し、演奏者として活躍したようだが、
オーボエ、ファゴットなども演奏できたようである。
1795年に設立されたパリ音楽院のフルート科の教授に就任し、
フルート教則本も残している人物である。
フルート協奏曲第7番ホ短調は1787年頃に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はランパルのフルート、
レッパード指揮、スコットランド室内管弦楽団による。
第一楽章アレグロは、短調で始まる冒頭はモーツアルト風で、
彼がフランスのモーツアルトとも呼ばれるのもわかる、
同時代的なスタイルをそこにみることができる。
フルート独奏が入り、それまでの暗さから転じ、
明るい主題が奏されるが、その後の展開でみせる
フルートの技巧的で名人芸的な演奏は華やかであり、
さすがフルートを知り尽くしている彼らしい音楽で、
フルートの楽器の良さを発揮した音楽である感じがする。
基本的には音楽はモーツアルト風の宮廷風な部分もあるが、
メンデルスゾーンを感じさせるようなロマン派的な部分もある。
最後は冒頭の部分が再現され、短調のまま、感傷的に終わる。
第二楽章アダージョは、管弦楽の導入に続き、
フルート独奏が奏でるおだやかで歌うような旋律は、
牧歌的で平和な感じを思わせる優雅な音楽である。
たっぷりと歌い上げるランパルのフルートは、
夢心地の気分にさせる甘美な演奏で、
最後に用意された短いカデンツァでも十分に発揮される。
第三楽章ロンド、アレグレットは、
少し感傷的な旋律がフルート独奏によって繰り返し示される。
管弦楽がそれに続き、別な華やかな主題がフルートに示され、
これらの主題をもとに音楽は展開されていくが、
ここでも第一楽章以上に名人芸的な演奏を
ランパルのフルートで聴くことができる。
最後は感傷的な旋律ではあるが、爽快な感じで終わる。