昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
久しぶりに昔買ったCDの中から珍しいものを聴いてみた。
1653年生まれのゲオルグ・ムッファト(ムファット)の作品である。
ムッファトは、オーストリアの作曲家で青年時代にパリに留学して、
リュリなどに学び、ローマではコレッリ(コルレリ)に師事した。
ザルツブルク大司教付きのオルガニストとして活躍し、
バッサウ司教付きのオルガニスト兼楽長を務めたようだ。
12の合奏協奏曲第1番ニ短調「よい知らせ」は、
1701年に作曲された作品のようだ。
今回聴いたCDはニコラス・アーノンクールの指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
第一曲ソナタ、グラーヴェ-アレグロは、
悲しげな旋律で弦楽器全体によって始まるが、
様式はフランス風であり、前奏の部分が終わると、
軽快な感じの音楽になっていく。
旋律を対位法的な扱いをしながら、
しかしフランス音楽のような華やかさがある。
第二曲バーロ、アレグロは、
オーボエとファゴットが活躍する。
軽快な、舞踏風の短い曲である。
第三曲グラーヴェは、ゆったりとした曲で、
弦楽器中心の優雅な曲で、間奏曲風である。
第四曲アリアは、オーボエとファゴットによる音楽と
弦楽器全体による音楽が対話するような感じで、
掛け合いながら展開する音楽である。
第五曲ジーガは、舞踏風の曲で、前の曲と同じように、
木管楽器と弦楽器の相互の掛け合いにより曲が展開する。
それにしてもフランス的な気品をもった優雅な作品である。
青年時代パリでリュリに師事したムッファトらしい作品である。
久しぶりに昔買ったCDの中から珍しいものを聴いてみた。
1653年生まれのゲオルグ・ムッファト(ムファット)の作品である。
ムッファトは、オーストリアの作曲家で青年時代にパリに留学して、
リュリなどに学び、ローマではコレッリ(コルレリ)に師事した。
ザルツブルク大司教付きのオルガニストとして活躍し、
バッサウ司教付きのオルガニスト兼楽長を務めたようだ。
12の合奏協奏曲第1番ニ短調「よい知らせ」は、
1701年に作曲された作品のようだ。
今回聴いたCDはニコラス・アーノンクールの指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
第一曲ソナタ、グラーヴェ-アレグロは、
悲しげな旋律で弦楽器全体によって始まるが、
様式はフランス風であり、前奏の部分が終わると、
軽快な感じの音楽になっていく。
旋律を対位法的な扱いをしながら、
しかしフランス音楽のような華やかさがある。
第二曲バーロ、アレグロは、
オーボエとファゴットが活躍する。
軽快な、舞踏風の短い曲である。
第三曲グラーヴェは、ゆったりとした曲で、
弦楽器中心の優雅な曲で、間奏曲風である。
第四曲アリアは、オーボエとファゴットによる音楽と
弦楽器全体による音楽が対話するような感じで、
掛け合いながら展開する音楽である。
第五曲ジーガは、舞踏風の曲で、前の曲と同じように、
木管楽器と弦楽器の相互の掛け合いにより曲が展開する。
それにしてもフランス的な気品をもった優雅な作品である。
青年時代パリでリュリに師事したムッファトらしい作品である。