久しぶりに風邪をひいた。
前の職場でウォーキングを始めてから
あまりなかったのではないかというあやふやな記憶で、
昔のブログ内を検索すると、何だあったじゃないか。
2007年11月中旬、2008年1月中旬と3月初めにひいている。
こんな時にブログ内検索は便利である。
あらためて自分の記憶ってあてにならないなあと思う。
夜寝る時に体をひやしたんだろうなあと反省。
そういえば、クーラーの効いた部屋で作業して、
何かのどががらがらして、少し熱がありそうと、
思った時がひきはじめだったのだろう。
昨日は横浜から上星川駅まで歩きました。
(風邪だとわかっていたら歩かなければよかった!)
途中聴いたのは1710年生まれのトマス・アーンの作品。
偉大なヘンデルの影に隠れて知られていないイギリスの作曲家。
父親の思いは名門イートン校に入学させてと考えたようだが、
本人は隠れて真夜中に弦の練習をしたりし、
マイケル・フィスティングからヴァイオリンを学び、
結局父親も彼が音楽家の道を進むことをしぶしぶ認めたようだ。
数多くのオペラや声楽曲を残し、ドリュアリー・レイン劇場や、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場の作曲家として活躍したようだ。
「8つの序曲集」は1751年に刊行されたようである。
今回聴いたCDの演奏はホグウッド指揮、エンシェント室内管弦楽団による。
ここでは第1番ホ短調と第7番ニ長調のみ取り上げる。
第1番ホ短調の第一楽章ラルゴ・マ・ノン・トロッポは、
堂々とした感じの、しかし哀愁ある旋律で始まる。
弦楽器が交互に掛け合っていくところなどがいい。
第二楽章アレグロ・コン・スピリートは、
弦楽器が対位法的に旋律から始まり、
きびきびとした旋律に、オーボエが絡むところがいい。
第三楽章アンダンテ・エ・ピアノは、
うってかわって明るい感じの牧歌的な音楽である。
少しモーツアルトなど古典派の音楽を想起させるところもあり、
優雅な感じの宮廷風の格調ある音楽である。
第四楽章アレグロ・コン・スピリートは、
軽快に流れる音楽はヘンデルを思わせる。
やはり同時代的な部分を感じるが、
舞踏風の音楽で華やかに終わる。
第7番ニ長調の第一楽章ラルゴは、ゆったりと始まり、
ティンパニや金管楽器も入り、ダイナミックである。
ヘンデルを思わせるような雄大な音楽である。
ティンパニの叩く音が持続する中、次の楽章に続く。
第二楽章アレグロは、対位法風に旋律が展開していく。
軽快でオーボエなど木管楽器が加わり、表情豊かである。
最後もゆっくりと堂々とした感じで終わる。
第三楽章アレグロは、舞踏風の軽快な音楽で、
ポーンパイプであることが解説書には指摘されている。
トラヴェルソと弦のみの部分など趣向が凝っている。
最後はティンパニと金管楽器が加わり華やかに終わる。
それはバッハやヘンデルを思わせる壮麗さがある。
個人的にはこの第7番ニ長調が8つの序曲の中で一番好きだなあ。
前の職場でウォーキングを始めてから
あまりなかったのではないかというあやふやな記憶で、
昔のブログ内を検索すると、何だあったじゃないか。
2007年11月中旬、2008年1月中旬と3月初めにひいている。
こんな時にブログ内検索は便利である。
あらためて自分の記憶ってあてにならないなあと思う。
夜寝る時に体をひやしたんだろうなあと反省。
そういえば、クーラーの効いた部屋で作業して、
何かのどががらがらして、少し熱がありそうと、
思った時がひきはじめだったのだろう。
昨日は横浜から上星川駅まで歩きました。
(風邪だとわかっていたら歩かなければよかった!)
途中聴いたのは1710年生まれのトマス・アーンの作品。
偉大なヘンデルの影に隠れて知られていないイギリスの作曲家。
父親の思いは名門イートン校に入学させてと考えたようだが、
本人は隠れて真夜中に弦の練習をしたりし、
マイケル・フィスティングからヴァイオリンを学び、
結局父親も彼が音楽家の道を進むことをしぶしぶ認めたようだ。
数多くのオペラや声楽曲を残し、ドリュアリー・レイン劇場や、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場の作曲家として活躍したようだ。
「8つの序曲集」は1751年に刊行されたようである。
今回聴いたCDの演奏はホグウッド指揮、エンシェント室内管弦楽団による。
ここでは第1番ホ短調と第7番ニ長調のみ取り上げる。
第1番ホ短調の第一楽章ラルゴ・マ・ノン・トロッポは、
堂々とした感じの、しかし哀愁ある旋律で始まる。
弦楽器が交互に掛け合っていくところなどがいい。
第二楽章アレグロ・コン・スピリートは、
弦楽器が対位法的に旋律から始まり、
きびきびとした旋律に、オーボエが絡むところがいい。
第三楽章アンダンテ・エ・ピアノは、
うってかわって明るい感じの牧歌的な音楽である。
少しモーツアルトなど古典派の音楽を想起させるところもあり、
優雅な感じの宮廷風の格調ある音楽である。
第四楽章アレグロ・コン・スピリートは、
軽快に流れる音楽はヘンデルを思わせる。
やはり同時代的な部分を感じるが、
舞踏風の音楽で華やかに終わる。
第7番ニ長調の第一楽章ラルゴは、ゆったりと始まり、
ティンパニや金管楽器も入り、ダイナミックである。
ヘンデルを思わせるような雄大な音楽である。
ティンパニの叩く音が持続する中、次の楽章に続く。
第二楽章アレグロは、対位法風に旋律が展開していく。
軽快でオーボエなど木管楽器が加わり、表情豊かである。
最後もゆっくりと堂々とした感じで終わる。
第三楽章アレグロは、舞踏風の軽快な音楽で、
ポーンパイプであることが解説書には指摘されている。
トラヴェルソと弦のみの部分など趣向が凝っている。
最後はティンパニと金管楽器が加わり華やかに終わる。
それはバッハやヘンデルを思わせる壮麗さがある。
個人的にはこの第7番ニ長調が8つの序曲の中で一番好きだなあ。