Mars&Jupiter

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ゲオルグ・フィリップ・テレマンのオーボエ協奏曲ハ短調を聴きながら上星川付近から西谷まで歩く

2009-06-10 05:25:20 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は環状2号線の上星川付近から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1661年生まれのテレマンの作品。
非常に多くの作品を残しているテレマンは有名な作曲家であり、
12歳でオペラ作品などにも手がけたというからたいした神童ぶりである。
ライプチヒ大学で法学を学び、21歳の時大学生等による
演奏団体「コレギウム・ムジクム」を創設し、
アイゼハナ宮廷楽長やフランクフルト・アム・マインの教会の楽長など経て、
ハンブルクで都市音楽監督に付き、様々な場面で活躍したようだ。
オーボエ協奏曲ハ短調の詳しい作曲年代はわからない。
今回聴いたCDの演奏はハインツ・ホリガーのオーボエ、ブラウン指揮、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・ザ・フィールズによる。

第一楽章アダージョは、悲しげなオーボエの音で始まる。
さざなみのような弦楽器の伴奏に支えられながら、
流れる旋律はとても叙情的な音楽である。
第二楽章アレグロは、イタリア風な音楽で、
やや明るさを持った軽快で優雅な音楽。
ホリガーによるオーボエの快い演奏が心地よい。
第三楽章アダージョは、ゆったりとしたテンポの中、
オーボエの歌うような旋律が流れる短い楽章。
第四楽章アレグロは、速いテンポでオーボエの
軽快な旋律を中心に音楽は進行していく。
オーボエの演奏技術を発揮する楽章である。
最後は短調ではあるが格調高くさわやかに終わる。
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