Mars&Jupiter

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ジャン=フィリップ・ラモーの「優雅なインドの国々」を聴きながらゆっくり休養の日

2009-06-14 05:01:27 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は朝から熱があったので病院へ行く。
インフルエンザの検査まであって、
結論としてはインフルエンザではなく、
一般的な風邪だったので薬をもらって帰った。
別室で検査を受け、診察を受けるにも大変である。
ゆっくりと家で休んで治療に専念した。
昨日聴いたのは1683年生まれのラモーの作品。
ディジョンでノートル・ダム聖堂のオルガニストの父から
幼い頃から初期の音楽教育を受け、
ディジョンのイエズス会学校で学び、
1701年にはミラノに数ヶ月滞在してから、
フランス各地でオルガニストとして活動した。
その後オペラの作曲に取り組むようになり、
オペラ・バレエ「優雅なインドの国々」で成功をおさめ、
1745年にルイ15世の宮廷作曲家に任命されたようである。
「優雅なインドの国々」は1735年に作曲されたようである。
今回聴いたCDの演奏はヘレヴェッヘ指揮、
シャペル・ロワイヤルによる。

序曲は、堂々とした感じで始まる。
途中から軽快な感じになり、華やかに終わる。
ガヴォットは、フルートが加わる短い舞曲風の音楽。
アフリカの奴隷たちのためのエールは、
少し叙情的な感じのある舞曲風な曲。
タンブーランは、打楽器が加わり、
軽快でリズミカルな音楽である。
何か異国的なものを思わせる音楽である。
ゆったりとした中間部を経て、
冒頭の軽快な音楽が現れて終わる。
未開人のエールは、叙情的な旋律が、
何度も繰り返されて終わる。
シャコンヌは、この組曲の中では一番長い。
打楽器と金管楽器が加わり、壮麗な感じの旋律と、
ゆったりとした牧歌風の旋律が交互に現れる。
最後は金管楽器と打楽器で華やかに終わる。
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