Mars&Jupiter

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ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェルのコンツェルト・グロッソニ長調を聴きながら三枚町まで歩く

2009-06-19 04:45:18 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1690年生まれのシュテルツェルの作品。
彼は広く各地をまわり、その後ゴーダの宮廷礼拝堂の楽長として
活躍したようだが、細かいことは分からない。
イタリア留学もしたことがあり、その影響もあって、
彼の作品にはイタリア様式とドイツの対位法の様式が、
結合したものがみられるということである。
コンツェルト・グロッソニ長調の作曲年代は不明である。
今回聴いたCDの演奏はカール・シューリヒト指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による。

第一楽章アレグロは、トランペットが冒頭から入り、
華々しく始まり、バッハ風の管弦楽曲を聴いている感じがある。
中間部のイタリア的な流れるような音楽と、
ドイツ的な堂々とした華麗な部分が融合した感じを受ける。
第二楽章アダージョは、弦楽器と木管楽器による叙情的な音楽。
木管楽器同士の掛け合いが美しい感じの曲である。
第三楽章ヴィヴァーチェは、弦楽器のよって軽快に始まる。
対位法風な音楽はここでみることができる。
トランペットが加わり、華やかさを加え、
ドイツ・バロック音楽を思わせるように最後堂々と終わる。
コメント
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