Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

カール・フォン・オルドネツの交響曲ト短調Brown Gm8を聴きながら横浜から和田町まで歩く

2010-06-25 01:06:20 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日は横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは1734年生まれのオルドネツの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
交響曲ト短調Brown Gm8が作曲されたのは1775年以前であるようだ。
今回聴いたCDは、ケヴィン・マロン指揮、
トロント・カメラータの演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器により感傷的な主題が奏でられ、
それにオーボエが加わり、もう一つの主題が奏される。
ソナタ形式に基づいて、提示部が繰り返し演奏され、
展開部でこれらの主題は展開される。
再び冒頭の主題が現れて、オーボエが絡んで終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器合奏によりゆったりと、
そして優雅な感じの主題が奏でられ、展開されていく。
のどかで牧歌風な音楽は最後、穏やかに終わる。
第三楽章アレグロは、第一楽章のように哀愁漂う旋律で始まる。
オーボエも再び加わりながら、軽快に主題が展開されていく。
対位法的な手法、度重なる転調など面白い部分もあるが、
主題が再び現れ、最後は颯爽とした感じで、しかし短調で終わる。
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ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲ト短調Bryan g2を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2010-06-23 21:27:52 | 古典~現代音楽オーストリア編
今日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1739年ボヘミア生まれのヴァンハルの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
交響曲ト短調Bryan g2の作曲された年についてはわからない。
今回聴いたCDは、マティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・モーツアルト・プレイヤーズの演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、弦楽器がト短調の旋律を奏し、
やがて管楽器も加わり、やや明るめな感じとなる。
これらはモーツアルトの疾風怒濤の時代の交響曲を想起させる。
二つの主題が展示されたあと短い展開部に入り、
再現部で冒頭の二つの主題が現れ、最後は短調のままで終わる。

第二楽章アダージョは、オーボエが弦のピチカートに乗って
甘美でかわいらしい旋律を奏でて印象深い。
第三楽章メヌエットとトリオ(モデラート)は、
悲しげな旋律のメヌエットが弦楽器中心に奏される。
トリオではオーボエ独奏が活躍し、優雅な音楽となる。
曲は三部形式をとり、冒頭の短調のメヌエットが繰り返され終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ)は、軽快なテンポで、
哀愁漂う旋律が弦楽器により示され、主題は展開されていく。
再び最初主題が奏されて、最後はあっけない感じで終わる。
それにしてもモーツアルトの同時代の音楽家として、
ヴァンハルは注目すべき作曲家である。
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ヨハン・シュターミッツのシンフォニア・パストラーレニ長調作品4の2を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2010-06-22 19:15:22 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1717年チェコに生まれドイツで活躍した
ヨハン・シュターミッツの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
シンフォニア・パストラーレ ニ長調作品4の2は、
1758年パリで出版された6つのシンフォニアの一つである。
チェコのクリスマス・キャロルから採られた主題が使われる作品である。
弦楽器と1本のフルート、2本のオーボエ、ホルンで演奏される。
今回聴いたCDは、クリストファー・ホグウッド指揮、
エンシェント室内管弦楽団の演奏による。

第一楽章プレストは、下降する音が弦楽器に現れ、
管楽器が加わると、華やさが加わる。
軽快なテンポで音楽が奏され、最後は優雅に終わる。
第二楽章アンダンティーノは、ゆったりとした楽章で、
弦楽器とハープシコード中心に音楽が奏でられる。
弦楽器同士で旋律を掛け合いながら、
パストラーレ風の音楽を優雅に展開していく。
第三楽章メヌエットとトリオは、ホルンが再び入り、
やや荒々しさも加わり、メヌエットが奏される。
トリオは木管楽器が活躍する短いもので、
冒頭の旋律がホルンとともに繰り返されて終わる。
第四楽章プレスティッシモは、軽快で明るい音楽で、
民謡風な素朴な旋律が木管楽器と弦楽器により奏される。
ホルンも加わり、最後華やかに、そして堂々とした感じで終わる。
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クリスティアン・カンナビヒの交響曲第67番ト長調を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2010-06-21 22:07:38 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのはクリスティアン・カンナビヒの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
交響曲第67番ト長調が作曲された詳しい年はわからない。
弦楽器と1本のフルート、2本のオーボエ、ホルンで演奏される。
今回聴いたCDは、ヴィクトール・ルーカス指揮、
ルーカス・コンソートの演奏による。
第一楽章アレグロは、優雅な感じの主題で始まり、
弦楽器にオーボエ、ホルンが入り華やかさも加わる。
フルートとオーボエの掛け合いの部分もある。
この提示部で現れた主題は短い展開部で変形され、
再現部でまた冒頭の主題が現れ、華やかな感じで終わる。

第二楽章アンダンテ・コン・モートは、
愛らしい感じの主題が弦楽器中心に奏され、
途中オーボエとフルートが加わり、
これらと弦楽器・ホルンとの掛け合いで音楽は進行する。
途中短調に転じ、ホルンの力強い吹奏がある。
そのあと再び冒頭の優雅な音楽となって終わる。
第三楽章プレストは、弦楽器により軽快に始まる。
そしてホルン、フルート、オーボエが加わり、
華やかさを加え、転調を繰り返しながら変化を与え、
管楽器と弦楽器との対話するように音楽が進行する。
そのあと再び冒頭の旋律が繰り返され、最後華やかに終わる。
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ヨアヒム・ラフの交響曲第10番ヘ短調作品213「秋に」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2010-06-20 20:48:36 | 古典~現代音楽スイス編
今日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのはスイスの作曲家ラフの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
交響曲第10番ヘ短調作品213「秋に」は1879年に作曲された。
彼がフランクフルトに転居したのちのことである。
彼の交響曲の第8番から11番は、春、夏、秋、冬のタイトルが付けられ、
その季節を示す表題が各楽章に付けられている。
今回聴いたCDは、ウルス・シュナイダー指揮、
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。

第一楽章「印象と感情」アレグロ・モデラートは、
感傷的な主題が管楽器と弦楽器により奏されていく。
流れるような牧歌的な主題とともにこれらは展開され、
秋の情景を木管楽器と弦楽器で表現していく。
最後は静かに消えるように終わる。
第二楽章「幽霊の踊り」アレグロは、軽快ではあるが、
ティンパニが不気味な感じを醸し出す楽章である。
「幽霊の踊り」というタイトルにあるように舞踏風の音楽で、
弦楽器の流れる旋律に木管楽器が絡んでいくが、
優雅さもみせる一方、不気味さも最後まで続いていき、
サン=サーンスの「死の舞踏」のようでもある。

第三楽章「悲歌」アダージョは、哀愁を漂わせた主題が、
ゆったりとしたテンポで弦楽器によって奏され、
オーボエがそれを受け継ぎ、その旋律を奏でていく。
そのあとは弦楽器と木管楽器が、どこかに憂いを秘めながら、
のどかな田園風の音楽をゆったりと展開していく。
後半情熱的な盛りあがりをみせ、最後は静かに終わる。
第四楽章「狩」アレグロは、ホルンと木管楽器・弦楽器が掛け合い、
狩の情景を感じさせ、最初はホルン協奏曲のように展開していく。
打楽器とホルンが荒々しさを示しながら、狩の感じを描写する。
そのあと弦楽器がやさしい感じの旋律を奏でていく。
途中からはテンポをあげて、軽快な音楽になっていく。
徐々に盛りあがりをみせて、金管楽器中心に荒々しい音楽になる。
それはまるで秋の嵐を思わせるような音楽であり、
それが終わるとトランペットを中心に明るい音楽となり、
最後は華やかで、堂々とした感じで終わる。
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