た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

松本小旅行編3

2005年02月17日 | 写真とことば
柿はそれでも明るく空を見つめていました。
生涯誰の口も潤しませんでしたが
それでも柿は
皺だらけの肌を隠しもせず
明るく路地を見つめていました。

冬の信濃の良く晴れた
湯煙の立つ坂道で。

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