ユキワリコザクラ（雪割小桜）

道の駅「厳美渓」のユキワリコザクラ（雪割小桜）
　2009年4月29日




2009年4月29日（水）、一関市厳美町字沖野々215にある
道の駅「厳美渓」に寄りました。産直野菜レストランの
出入口で、紫色と白色の花を咲かせたユキワリコザクラ
（雪割小桜）が展示販売されていました。
名札には「山野草 根室雪割小桜」と書かれていましたので、
北海道根室半島産と思われます。







ユキワリコザクラ（雪割小桜）サクラソウ科　サクラソウ属
Primula modesta var.fauriai
北海道と東北地方の深山や海岸の岩場などに生える
小形の多年草。本州（中部地方）、四国、九州に分布
するユキワリソウ（雪割草）Primula mpdestaの変種。
「雪割草」の名は、雪が解けるとすぐに花を開くこと
による。
北海道では海岸に近い所に生え、特に道東では郊外
の道端に生えるほど個体数も多く、根室市では
「市の花」に指定している。

葉は広卵形で、縁が裏面に強く巻き込み、基部は急に
細くなっているのが特徴。葉の縁には波状の鋸歯があ
るが、あまり目立たないものが多い。

5～7月、高さ5～15㎝ほどのやや太い花茎を出し、先端
に直径1㎝ほどの紅紫色～白色の花を3～15個ほどつける。
花の中心部は黄白色。八重咲き品種も流通している。
ネムロコザクラ（根室小桜）とも呼ばれる。
分布：北海道、本州（東北地方）。