peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヤマボウシ(山法師) 2009年5月24日

2009年05月27日 | Weblog
奥州市文化会館のヤマボウシ(山法師)
 2009年5月24日







2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河   にある
奥州市文化会館に立ち寄りました。この会館周辺には
沢山の樹木が植えられていて、四季それぞれに様々な木々
が花を咲かせます。この日は、ユリノキ、アセビ、ヤマボウシ(山法師)
などが花を咲かせていました。






ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ属
Cornus kousa
各地の丘陵や山地に生える落葉小高木~高木で、
幹は直立し、よく枝分かれし、高さ5~10m、大
きいものは15mになる。
樹皮は赤褐色で、太くなると丸い鱗片となって
剥がれる。葉は柄があり対生する。葉身は長さ4
~12㎝の楕円形~卵状楕円形で、先は鋭く尖る。
縁は滑らかだが、やや波打ち、4~5対の側脈が目
立つ。
5~7月、前年伸びた枝先に、長さ3~6㎝の白い
花弁のように見える4枚の総苞片がよく目立つ花
を咲かせる。真の花は、その中心に20~30個集ま
って球形の頭状花序をつくっている小さな緑色の
もので、実を結ぶ。

果実は集合果で直径1~1.5㎝の球形。10月頃に赤
く熟し、食べられる。甘酸っぱくておいしい。
別名:ヤマグワ(山桑)

総苞片が淡紅色の品種をベニヤマボウシ(紅山法師)font>
f.roseaという。用途:庭木、街路樹、器具材。
 分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。

ヤマボウシ(山法師)&ベニヤマボウシ(紅山法師)

2009年05月27日 | Weblog
一関市川崎町のベニヤマボウシ(紅山法師)/ベニバナヤマボウシ(紅花山法師)
&ヤマボウシ(山法師) 2007年6月18日




2007年6/18(月)、一関市川崎町薄衣にある川崎町図書館の
前庭に「ベニヤマボウシ(紅山法師)」と「ヤマボウシ(山
法師)」の花が咲いていました。







一関市東山町「安養寺」のヤマボウシ(山法師)の花
 2007年5月27日



2007年5/27(日)、一関市東山町長坂字東本町にある安養寺
の裏にあるお墓の所に植えられている「ヤマボウシ(山法師)」
が淡黄緑色の花を咲かせていました。





北上市のヤマボウシ(山法師)の実 2006年9月13日(水)

2006年9/13(水)、北上市でヤマボウシ(山法師)の実が
朱色に色づきはじめていました。




一関市東山町のヤマボウシ(山法師)の花 6月5日(月) 




2006年6/5(月)、一関市東山町長坂の「唐梅舘森林公園」に
植えてある「ヤマボウシ(山法師)」の花が咲いている頃だと
思って行ってみました。
昨年は沢山の木が花を咲かせていたのに、今年はどうしたわけ
か1~2本しか花をつけていませんでした。









2006年6/17(土)、一関市厳美町にある一関市立博物館
/道の駅「厳美渓」から500mほど離れた国道342号線の街路樹
として植えられている「ベニヤマボウシ(紅山法師)f.rosea」
が、淡紅色の花弁のように見える総苞片を開いていました。
ここにも沢山のヤマボウシが植えられていますが、花を咲かせ
ている木は数本きりありませんでした。


ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ属
 cornus kousa
山地の傾斜地や谷間などによく生えている落葉高木で、
高さはふつう5~10m、大きいものは15mになる。枝は横
によく伸び、樹皮は赤褐色で丸い鱗片となってはがれる。
葉は対生し、長さ4~12cmの楕円形~卵状楕円形で、縁は
やや波打つ。

5~7月、小さな緑色の花が20~30個集まった球状の頭状
花序をつくり、その周りを白い花弁のように見える4個の
白い総苞片が囲む。総苞片は長さ3~6cmでよく目立つ。

「ヤマボウシ(山法師)」という和名は、それを法師の白
い頭巾と頭に見立ててつけられたという。
総苞片が淡紅色のものもあり、「ベニヤマボウシ(紅山法
師)f.rosea」という。「ハナミズキ」の仲間であるが、
花びらのように見える総苞片は先が尖る。花期も1月ほど遅い。

果実は集合果で球形、秋に赤く熟し生で食べられる。甘酸っ
ぱくておいしい。別名:ヤマグワ(山桑)。
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾

ヤマボウシ(山法師)&ベニヤマボウシ(紅山法師) 2008年9月27日

2009年05月27日 | Weblog
一関市厳美町「一関市博物館」のヤマボウシ(山法師)の果実
 2008年9月27日






2008年9月27日(土)、一関市厳美町字沖野々215にある一関市博物館
に妻と共に行きました。5/24(土)から始まった「史料から平泉を読
み解く」という講座に出席するためです。この講座は”世界遺産登録
を目指す平泉の文化遺産。この地域に関係する公家の日記や吾妻鏡な
ど基本となる史料を読み解いて、平泉の歴史をたどる。”という趣旨
で、毎年継続して行われているもので、この博物館の学芸員を講師に
開催されています。定員:一般36名、参加費:300円(資料代)

2時間ほど早く着いたので、博物館の周りを歩いてみました。庭に植
えられた数本のヤマボウシ(山法師)の木に、赤く色づいた果実が沢
山ついていました。





一関市厳美町のヤマボウシ(山法師)
 2008年5月24日






国道342号線沿いにある一関市博物館や道の駅「厳美渓」(一関市厳美
町字沖野々215)付近には、街路樹として1㎞以上にわたって「ヤマボウ
シ(山法師)」と「ベニヤマボウシ(紅山法師)」が植えられています。
2008年5月24日(土)、まだ黄色みがあるヤマボウシが咲いていました。







一関市厳美町のヤマボウシ(山法師)
 2008年6月2日



2008年6月2日(月)、国道342号線沿いの一関市博物館&道の駅
「厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215)付近に街路樹として植え
られているのヤマボウシ(山法師)が今を盛りと咲いていました。







一関市厳美町のベニヤマボウシ(紅山法師)
 2008年6月2日




2008年6月2日(月)、国道342号線沿いの一関市博物館&道の駅
「厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215)付近に植えられている
ベニヤマボウシ(紅山法師)が花を咲かせていました。5月24日
(土)には未だ咲いていませんでした。






ヤマボウシ(山法師)&ベニヤマボウシ(紅山法師)
ミズキ科 ミズキ属 Cornus kousa&C. f.rosea
(Benthamidia japonicaとする図鑑もある)
丘陵地、山地に自生する落葉小高木で、山地の傾斜地や谷間な
どやや乾燥した所によく生えている。。幹は直立、よく枝分かれ
し、高さはふつう5~10m、大きいものだと15m以上にもなる。
枝が横によく伸びる。樹皮は灰黒色で、太くなると不規則な裂け目
ができて鱗片となってはがれる。
葉は柄があり対生する。葉身は長さ5~12cmの楕円形~卵状楕円形
で、先は鋭く尖る。縁は滑らかだが、波状になり、4~5対の側脈が
目立つ。

6~7月、小さな花が20~30個集まった頭状花序をつくり、その周り
を白い花弁のように見える4枚の白い総苞片が囲む。総苞片は先が尖
り、長さは3~6㎝。ハナミズキに形態は似るが、葉の開出後に開花
する。(ふつうハナミズキより1カ月ほど遅い)
「ヤマボウシ」の名は、それを法師の白い頭巾と頭に見立ててつけ
られたといわれる。

果実は集合果で、直径1.5~2cmの球形の果実がつき、9月頃から赤
く熟す。熟した果実は生で食べられる。別名:ヤマグワ(山桑)。
 私が子供の頃過ごした福島県郡山市郊外では、「ヤマクワゴ」と
呼んでいた。甘酸っぱくておいしい。

なお、総苞片が淡紅色のものを「ベニヤマボウシ f.rosea」という。
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾

花も実も紅葉も美しいので近年、街路樹や公園樹としてよく植えら
れるようになった。

品種は多く、日本では白覆輪の「スノーボーイcv.Snowboy」、黄中
斑の「ゴールド・スターcv.Gold Star」、多花性の「ミルキー・ウェ
イcv.Milky Way」などが栽培されている。最近、常緑の「ヒマラヤ
ヤマボウシC.capitata」が導入され、「マウンテン・ムーンcv.
Mountain Moon」などがある。[栽培]性質は強く日本各地で栽培は容
易。[花期]6~7月。[果期]8~9月。

トリフォリウム/クリムソンクローバー

2009年05月27日 | Weblog
奥州市水沢区のトリフォリウム
2009年5月24日




2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河の
薬師堂温泉入口の所にある農家の庭で、
トリフォリウムが沢山花を咲かせていました。






一関市東山町のトリフォリウム
 2008年5月13日



2008年5月13日(火)、一関市東山町長坂字里前の
生出(おいで)地区の道路沿いにある農家の花壇に
植えられたトリフォリウム」が紅紫色
の花を咲かせていました。




トリフォリウムマメ科 トリフォリウム(シャジクソウ)属
Trifolium incarnatum
北アフリカから南部ヨーロッパが原産。和名の通り
クローバー(シロツメクサ、トリフォリウム・リパ
ンス)やムラサキツメクサT.pratenseの近縁種で、
学名は「トリフォリウム・インカルナタム」。
花店では「ストロベリー・キャンドル」の名前で、
鉢物や切花として販売されている。
「ベニバナツメクサ」とか「ベニバナウマゴヤシ」の和名もある。

高さ30~100cmの直立性の一年草。葉は3出複葉、小葉
は広倒卵円形で細鋸歯がある。頭状花序は卵状長楕円形、
長さ5~7.5cm、花は長柄があり、光沢に富む紅紫色。

切花用に低温感応した苗を9月下旬に植え、電照、加温
して12月以降に咲かせる。
[栽培]繁殖は種子で早春に播種する。[花期]6~7月。
低温感応性低温に遭遇することで花成が誘導される性質。
低温感応の温度は0~15℃の範囲にあるとされるが、
種類によって適温は異なる。
トリフォリウム(シャジクソウ)属 Trifolium
北半球の温帯及び南アメリカに230種がある。一、二年
草または多年草。葉は3、5、7小葉からなり、花は紫、
淡紅、白、黄の蝶形花となる。観賞用、牧草、緑肥、蜜源
植物として栽培される。