ハリエンジュ（針槐）/ニセアカシア（偽Ａｃａｓｉａ）

奥州市水沢区のハリエンジュ（針槐）
/ニセアカシア（偽Acasia）　2009年5月24日




2009年5月24日（日）、奥州市水沢区佐倉河の薬師堂
温泉入口の所にある10ｍほどのハリエンジュ（針槐）が
花を沢山咲かせていました。










ハリエンジュ（針槐）/ニセアカシアマメ科　ハリエンジュ属
Robinia pseudo-acacia
北アメリカ原産の落葉高木で、日本には
明治初期に渡来したとのこと。高さは普通
10～15ｍ。丈夫で生長が早いため、街路樹
や砂防用に広く植えられ、野生化している
ものもある。
ニセアカシアという別名があり、間違ってアカシ
アと呼ばれることもある。

樹皮は暗灰色で縦に深い割れ目ができる。葉
は長さ12～25㎝の奇数羽状複葉で、つけ根に1
対の鋭い刺がある。小葉は3～9対あり、長さ2
～5㎝の楕円形で、先端はわずかにへこみ、微
突起がある。

5～6月、本年枝の葉腋に長さ10～15㎝の総状
花序（花穂）を垂らし、長さ1.8～2㎝で芳香の
ある白い蝶形花を開く。萼は鐘形で浅く5裂す
る。花は食用にもなるし、質の良い蜂蜜が採れ
る。豆果は長さ5～10㎝の線状長楕円形。種子
は4～7個あり、直径5～6㎜の平らな腎形で黒
褐色。

ハリエンジュ（針槐）/ニセアカシア（偽アカシア）

一関市東山町のハリエンジュ（針槐）
/ニセアカシア　2008年5月26日







2008年5月26日（月）、一関市東山町松川字滝の沢地区
にある狭山大橋の上から、今を盛りと花を咲かせている
ハリエンジュ（針槐）の花を、近くから撮ってきました。
20～30ｍほども離れた所でも、花の香りがしました。
上の画像には、旧狭山トンネルに通じる道路の分岐点が
写っていますが、新しい狭山トンネルができるまでは、
7曲がりの峠道を通行したものです。
旧狭山トンネルは閉鎖されていて通行できませんが、そ
こまでの道は、この近辺の住民の墓などがあるため自動
車でも通行できます。






一関市東山町のハリエンジュ（針槐）
/ニセアカシア　2006年6月5日


2006年6/5（月）、主要地方道・一関大東線（「今泉街道」）の旧・
一関市と旧・東山町の境にある「新・狭山トンネル」の東山側入口付
近にある「であい橋」と「狭山大橋」（共に平成9年10月竣工）のそば
に生えている「ハリエンジュ（針槐）/ニセアカシア（偽アカシア）」
が花を沢山咲かせていました。


　

車を「もしもしピット」と呼ばれる駐車場に置いて、狭山トンネルまで
往復しました。高く伸びた枝に沢山ついている花が、橋の上から身近に
眺めることができて良かったです。








ハリエンジュ（針槐）/ニセアカシア（偽アカシア）
マメ科　ハリエンジュ属　Robinia pseudo-acacia
北アメリカ原産の落葉高木で、高さはふつう10～15ｍになる。
日本には明治初期に渡来して街路樹や公園樹、砂防樹に広く植
えられたという。生長が早くて丈夫なので各地に広がり、野生
化しているものもある。

樹皮は暗灰色で縦に深い割れ目ができる。葉は奇数羽状複葉
で長さ15～25cm、葉のつけ根にふつう1対の鋭いトゲ（刺）が
ある。小葉は3～9対あり、長さ2～5cmの楕円形。

5～6月、長さ1.8～2cmの白色の蝶形花が多数集まった長さ10
～15cmの花穂が垂れ下がってつく。花の盛りには芳香を放つ。
花からは質の良い蜂蜜がとれるので蜜源としても貴重。花後
には、長さ5～10cmの細い豆果がつく。

「ニセアカシア（偽アカシア）」という別名があり、「アカ
シア」と呼ばれることもあるが、「アカシア」は別の植物で
あり間違い。