peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ライラック/ムラサキハシドイ 2009年5月8日

2009年05月09日 | Weblog
我が家のライラック/ムラサキハシドイ
 2009年5月8日




2009年5月8日(金)、我が家の小さい庭に植えられている
ライラック/リラが、今年も見頃を迎えました。
まだ蕾もありますが、2~3日で満開になりそうです。






我が家のライラック/リラ/ムラサキハシドイ
 2007年5月10日



2007年5/10(木)、我が家は高台にあり、標高
が少し高いせいか、花が咲くのは、大抵よそより
も遅いようです。それでも我が家の小さな庭に植
えられた「ライラック」が、淡桃色の花を開きは
じめました。






ライラック/ムラサキハシドイモクセイ科 ハシドイ属
Syringa vulgaris

ライラック/リラ/ムラサキハシドイ (2008年)

2009年05月09日 | Weblog
一関市東山町のライラック/リラ/ムラサキハシドイ
 2008年5月13日





2008年5月13日(火)、一関市東山町長坂字里前
の生出(おいで)バス停がある近くの農家の前庭
で「ライラック」が花を咲かせていました。白色
の花を咲かせた木の方が豊かでした。砂鉄川に架
かる生出橋から100mほど離れた道路沿いで、その
他の草花も花を咲かせていました。







ライラック/リラ/ムラサキハシドイ
モクセイ科 ハシドイ属 Syringa vulgaris
フランス語読みの「リラ」の名前でも親しまれ
ているが、今は英語の「ライラック」の方が通りが良い。
ムラサキハシドイ」とも呼ばれる。

ヨーロッパ南東部~西アジア原産の落葉小高木で、
高さは5mほどになる。葉は対生し、長さ5~12cmの
ハート形(広卵形)で光沢がある。全縁、無毛。
4~6月、枝の先端部の側芽から円錐花序を伸ばし、
香りのよい花をびっしりとつける。花序の長さは10
~20cmあり、花の色は紫色、藤色、紅色、白色など
の一重、八重など変化に富んでいる。また香水の原
料にもされる。

果実は熟すと割れて種子を落とす。

欧米では古くから庭に植えられ、園芸品種も多い。
比較的冷涼で乾燥気味の気候を好むので、日本では
北海道や東北地方でよく育つ。北海道などで街路樹
にされており、札幌市の「市の木」でもある。毎年
6月には盛大にライラック祭りが開かれている。
ハシドイ(シリンガ)属 Syringa
地中海地方のバルカン半島、コーカサス、アフガニ
スタンなどに分布する落葉小高木で、高さ4~5mにな
る。和名はムラサキハシドイ。

ライラック/リラ/ムラサキハシドイ(紫丁香花)

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奥州市前沢区のライラック/リラ/ムラサキハシドイ
 2007年5月8日



2007年5/8(火)、奥州市前沢区白山(しらやま)
地区の「クロユリ」や「クマガイソウ」を見せて
いただいた家の庭でも「ライラック/リラ/ムラサキ
ハシドイ
」が咲いていました。
日本では戦前は「リラ」とフランス語で呼び
ならわしていたそうですが、近年は「ライラッ
ク(Lilac)」と英語で呼ぶのが普通です。
いつどの国が日本の園芸文化に影響力が強かった
かを示す一例だとか。








一関市東山町のライラック/リラ/ムラサキハシドイ
 2006年5月18日



我が家の小さな庭に植えたライラックが、
ツボミの状態のまま中々開かず、毎日眺め
ていたら2006年5月18日(木)ようやく咲
き始めました。
一関市東山町長坂の住宅団地にあるライ
ラックも沢山花を咲かせていました。









ライラック/リラ/ムラサキハシドイ(紫丁香花)
モクセイ科 ハシドイ属 Syringa vulgaris
ヨーロッパ南東部~西アジア原産の落葉低木
~小高木で高さは5mほど、大きいものは8m
ぐらいになる。欧米では古くから庭に植えら
れ、園芸品種も多い。日本には明治の中ごろ
入り、庭木や切花に利用されてきた。

美しい花とその芳香を楽しむために庭園や公
園によく植えられており、比較的冷涼な乾燥
気味の気候を好むので、日本では北海道や東北
地方でよく育つ。気候のよく合う北海道では
初夏を告げる花として特に愛好され、街路樹に
多用されている。(「札幌市の木」に指定され
ている)
別名:リラ(フランス語)、ムラサキハシド
イ(紫はしどい)

葉は有柄で対生し、長さ5~12cmほどの広卵形
で革質、光沢がある。4~6月ごろ、枝先に長さ
10~20cmの円錐花序(花穂)を作り、香りの良
い小さな4弁花(1個の直径は1~1.5cm)を密集し
てつける。花冠はラッパ状で筒は1cmほど。

花色は淡紫色が普通だが、濃紫色、淡桃、白、
紅などもあり、八重咲き品種も多い。また、暖
地で栽培される類似種など、仲間は約30種ある。
分布:ヨーロッパ、コーカサス、アフガニスタン 

サンカヨウ(山荷葉)

2009年05月09日 | Weblog
千厩野草会のサンカヨウ(山荷葉) 2009年5月4日



2009年5月4日(月)、一関市千厩町千厩字西小田の
千厩ショッピングモール「エスピア」で開催中の千厩
野草会(会長 金野昌敏)の「春の山野草展」

サンカヨウ(山荷葉)が展示されていました。




サンカヨウ(山荷葉)メギ科 サンカヨウ属
Diphylleia grayi
山地~亜高山の林の中などに生える多年草。高さは
50~60㎝になる。根茎は太く横に這い、茎は1本。茎
の基部には古い茎の跡がつらなっている。全体に毛
があり、特に葉の裏面の脈に沿って多い。

茎の基部には根生葉がなく、鱗片がある。茎葉は2枚
で互生し、下の葉は長い柄があり幅20~30㎝ほどの楯
形状で広腎形。上の葉はほとんど柄がなく、基部は深
い心形で、下の葉より少し小形。どちらの葉も中央に
深い切れ込みがあり、縁には不揃いの鋸歯がある。

5~7月、茎の先に散形状の花序を出し、白色の直径
2㎝ほどの花を数個つける。萼片は6個だが早落ちする。
花弁も6個、倒卵形で長さ約1㎝。雄しべは6個あり、
葯は弁によって開裂する。雌しべは1個あり、花柱は
短い。

果実は液果で長さ1~1.5㎝。濃い青紫色に熟し、
白粉をかぶる。種子は数個。実は食べられる。
 分布:北海道、本州(中部地方以北、大山)

ヒナソウ(雛草)&シロバナヒナソウ(白花雛草)

2009年05月09日 | Weblog
千厩野草会のヒナソウ(雛草)
&シロバナヒナソウ(白花雛草)2009年5月4日






2009年5月4日(月)、一関市千厩町千厩字西小田の
千厩ショッピングモール「エスピア」で千厩野草会
(会長 金野昌敏)
の「春の山野草展」が開催中
でしたので見に行ってきました。
それらの中にヒナソウ(雛草)」と「シロバナヒナソウ
(白花雛草)
が展示されていました。







「世界の椿館・碁石」のヒナソウ(雛草)
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜に
ある「世界の椿館・碁石」の「エントランスホー
ル」に、名前の通りに小さくて可愛いヒナソウ
(雛草)
が花を咲かせていました。
名札には「白花ヒナ草」と書かれていました。



ヒナソウ(雛草)アカネ科 ヒナソウ(フーストニア)属
Houstonia caerulea (ヒューストニアとも表記する)
英名:Bluet,Innocence,Quaker-ladies。
北アメリカ(東部)の日当たりのいい草原ややや湿っ
た岩場などに自生する多年草。
日本には自生せず、昭和時代の終わりごろに園芸植物
として導入されたとのこと。日本にあるのは栽培種だが、
野生化しているものもある。庭あるいは鉢植えで栽培さ
れる。
地下茎で広がり、高さは5~20cmほどになる。葉はへら
形から披針形で対生する。
3~6月ごろ、茎の先に小さな白色または淡青色の花を
咲かせる。花冠は4裂(4弁花に見えるが、基部は1つ)
し、中心は黄色を帯びる。
特徴:白っぽくて薄い花びらが4枚あるように見える。
青紫色のぼかしがうっすらと入っている。和名の「ヒナ
(雛)」というのは、雛鳥の「ヒナ」から連想される、
小さい、可愛いなどの意味合いで、草姿がそのような印象
なので、この名前がつけられた。

別名は「トキワナズナ(常磐薺)」。常緑なので「トキワ」
さらに、花が4弁に見え、ナズナに似るので「ナズナ」とつ
いた。[実際は4弁ではなく1つの花]。
 なお、
同じ和名のアブラナ科の「イベリス・センペルウイレンス」
も流通している。