peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

シャクナゲ(石楠花)/ホンシャクナゲ(本石楠花)

2009年05月28日 | Weblog
一関市住宅展示場のシャクナゲ(石楠花)
/ホンシャクナゲ(本石楠花)2009年5月22日






2009年5月22日(金)、一関市山目字泥田89-1にある
一関サティに行きました。妻が買物をしている間に
近くにある住宅展示場JAMIT ハウジングギャラリー
いちのせき
に行きました。ここには季節ごとに
何かの花が咲いています。この日は、ホンシャクナゲ(本石楠花)
と思われる植物が花を咲かせていました。






シャクナゲ(石楠花)/ホンシャクナゲ(本石楠花)
ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属
Rhododendron degronianum(=metternichii var.hondoense)
富山、長野、愛知県以西、四国の山地に自生する常緑
小高木で、高さは4mほどで、太いものは直径12㎝ほど
になる。よく分枝し、直立するか、または下部が曲がっ
て地につく。
葉は枝先に集まってやや輪生状に互生し、枝に3~4年
残る。葉身は長さ10~15㎝の狭長楕円形で革質。表面は
無毛で光沢がある。裏面には伏毛が薄く一面に生え、銀
白色~淡褐色となる。葉柄は2~2.5㎝。

5月頃、枝先に紅紫色~白色の花が多数横向きに咲く。
花冠は直径約5㎝の漏斗状で先は7裂する。雄しべは14個。
花柄は2~5㎝。蕾の時は濃い色をしているが、花が開く
と淡くなる。

朔果は円柱形で長さ1.4~2㎝。用途:庭木。

ミヤコワスレ(都忘れ)

2009年05月28日 | Weblog
一関市街地のミヤコワスレ(都忘れ)
 2008年5月24日







2008年5月24日(土)、一関市街地の民家の庭などに植えられている
「ミヤコワスレ(都忘れ)」が、もう散りかけていましたが、花を咲
かせていました。
















ミヤコワスレ(都忘れ)キク科 ミヤコワスレ属
Gymnaster savatieri cv.
日本原産で、本州から四国、九州にかけての山地に自生する「ミヤマ
ヨメナ(深山嫁菜)」から育成された多年生の園芸草花で、花壇や庭に
もよく植えられている。

品種改良は江戸時代末にはじまり、栽培されていた記録があるとのこ
と。半日蔭の庭などで多く栽培されるが、切花用の需要が多いという。

草丈は、切花用の高性種が30~40cm、鉢花用の矮性種が15~20cm。葉
は濃緑色でつやがある。花期はふつう4~5月。頭花はミヤマヨメナより
色が濃く鮮やかで、紫紺色のほか、赤紫色、淡紫色、淡紅色、白などが
ある。
半日程度日が当たり、やや湿り気のある土地を好むので、鉢花も西日を
避けて半日蔭に置くとよい。繁殖は株分けを9~10月に行うのが一般的だ
が、挿し芽も比較的簡単にできるとのこと。

ミヤコワスレ(都忘れ) 2009年5月22日

2009年05月28日 | Weblog
一関市街地のミヤコワスレ(都忘れ)
 2009年5月22日




2009年5月22日(金)、一関市街地の立沢住宅から
才天民区の辺りを歩いてみました。2軒の民家の庭で
ミヤコワスレ(都忘れ)が花を咲かせていました。












ミヤコワスレ(都忘れ)キク科 ミヤマヨメナ(ギムナスター)属
Gymnaste savatieri
本州、四国、九州の山野に自生する多年草のミヤマヨメナ
(深山嫁菜)
から育成された園芸草花で、徳川末期には
栽培されていた記録があるとのこと。清楚な感じが日本人
に好まれ、よく花壇や庭に植えられており、切り花の需要
も多いという。

高さは20~30㎝程度。葉は濃緑色で艶がある。少し分枝し、
5~6月に頭花を1ないし少数つける。花径は3~4㎝で、舌状
花の花色はミヤマヨメナより色が濃く鮮やかで、紫紺色のほ
か、赤紫色、淡紅色、白などがある。
園芸品種に「桃山」などがある。

[栽培]半日程度日が当たり、やや湿り気のある土地を好む。
毎年株分けして秋に定植する。株を1~2℃で4週間冷蔵後加
温したり、ジベレリンによる薬品処理を行うと、1月から開
花するとのこと。
 ミヤマヨメナ(ギムナスター)属:Gymnastr
東アジアに3種が分布する多年草。属名は「裸のアスター」
の意で、痩果に冠毛がないことによる。