peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ユーフォルビア・キパリシアス/マツバトウダイ(松葉灯台)

2009年05月15日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のマツバトウダイ(松葉灯台)
 2009年5月9日



2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
100点ほどの中にマツバダイゲキという名札がついた植物が
1鉢だけ展示されていました。



ユーフォルビア・キパリシアス/マツバトウダイ(松葉灯台)
トウダイグサ科 トウダイグサ属
Euphorbia cyparissias
ヨーロッパ原産の多年草。和名はマツバトウダイ(松葉灯台)
マツバタイゲキの名でも流通する。
タイゲキ(大戟)」とは、漢方に用いられている生薬の
一つで、その葉が松葉のように細いことによる
とのこと。
 下記のWebサイトに画像が掲載されています。
 http://mamii.blog.so-net.ne.jp/2007_05_22

近縁種には、下記のようなものがある。
イワタイゲキ(岩大戟)Euphorbia jolkinii:
本州(伊豆地方以西)、四国、九州に分布し、
海岸の岩場に生える多年草。岩場に生え、中国
産のタイゲキに似ることから、この名がある。
花期は3~4月、草丈30~60㎝。太い茎の先に数
枚の葉が輪生し、その間から5本以上の散形枝を
出し、各枝に杯状の花序をつくるので、全体で
大きな花になる。

トウダイグサ(灯台草)E.helioscopia:
本州、四国、九州の人家周辺の少し湿った場所に
見られる越年草。

ノウルシ(野漆)E.adenochlora:
北海道~九州の川沿いの湿地などに生える多年草。
群生することが多く、高さは30~60㎝になる。茎や
葉を切ると白い乳液を出し、この乳液に触れるとか
ぶれるので、「野漆」の名がある。花期は4~5月。

ヒメシャガ(姫射干/姫著莪)

2009年05月15日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のヒメシャガ(姫射干/姫著莪)
 2009年5月9日




2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)主催の
山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
100点ほどの中にヒメシャガ(姫射干/姫著莪)
1鉢だけ展示されていました。





一関市花泉町のヒメシャガ(姫射干/姫著莪)
 2006年5月29日


2006年5/29(月)、一関市花泉町老松にある「ぼたん園」
に、ヒメシャガ(姫射干/姫著莪)の鉢植えがありました。


ヒメシャガ(姫射干/姫著莪)アヤメ科 アヤメ属
 Iris gracilipes
林の斜面、沢沿いの林、渓流の岸、山地の木陰や
岩場などに生える多年草。やや乾燥した場所を好
み、日本海側に多く見られるという。観賞用に庭
などにもよく植えられている。

高さは10~30cmになる。葉は長さ20~40cmで、シ
ャガより幅が狭く、薄くて柔らかい。冬は枯れる。

5~6月、高さ約30㎝の細長い花茎の先に、アヤメ
に似た小型の花を1茎に2~3輪咲かせる。花は直径
3~5cmほどで、普通淡紫色だが、白花や八重咲き
のものもある。花柱は3つに分かれて直立し、よく
目立つ。栽培されているものは野生のものに比べる
と色が濃く、花数が多い。

和名は、アヤメよりも一回り小さなシャガよりも、
さらに小型なことに由来するとのこと。射干は「ヒオウギ」の漢名。
 分布:北海道(西南部)~九州(北部)。

シラユキゲシ(白雪芥子)

2009年05月15日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のシラユキゲシ(白雪芥子)
 2009年5月9日




2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2の
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
100点ほどの中にシラユキゲシ(白雪芥子)が1鉢だけありました。



シラユキゲシ(白雪芥子)ケシ科 エオメコン属
Eomecon chionantha
山地の落葉樹林内に生える多年草。地下茎を
伸ばして殖える。株が落ち着くと親株から離
れた所にも芽を出して殖える。葉は根生して
長い柄があり、心臓形で縁に波状鋸歯がある。

4~5月、高さ約30㎝の花茎にまばらな集散花
序をつくり、白色の4弁花をつける。
英名:スノー・ポピー。分布:中国(東部)。