peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

エビネ(海老根)/ジエビネ(地海老根)

2009年05月20日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のエビネ(海老根)
 2009年5月9日






2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
約100点ほどの中にエビネ(海老根)が10鉢ほどありました。




エビネ(海老根)/ジエビネ(地海老根)
ラン科 エビネ属 Calantha discolor
山地の林内や竹林、丘陵地の林床などに生える
多年草。偽球茎は球状で、連珠状になって横に
連なる。花の色が変化に富んでいることから、栽
培ブームが起こって採り尽され、野生のものは
ほとんど見られなくなってしまった。

葉は根元に2~3枚つき、長さ15~25㎝、幅5~8㎝
の披針状長楕円形。基部で幅広い葉柄状になる。
新葉は花茎と一緒に出てきて、冬を越し、翌春ま
で残る。

4~5月、葉の間から20~40㎝の花茎を出し、上部
にややまばらに8~15個の花を付ける。花は直径2~
3㎝で平開する。普通萼片は紫褐色。側花弁と唇弁
は白色または淡紫色だが、変化が多い。

和名は、地下部の偽球根が連なった様子がエビ(
海老)の尾に似ていることに由来する。
分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州、沖縄、
朝鮮。 多くの園芸品種がある。

増殖:株分け、バルブ吹かし、実生(無菌培養)で
殖やす。株分けは、植え替え時に古いバルブを2~
3球付けて分ける。実生は、10~11月に採れる完熟
タネを、養分を含む寒天培地に無菌的に播種する。

エビネ栽培では一般に、国内に自生する
様々なエビネをまとめて「エビネ」、種としての
エビネを「ジエビネ」と呼び、区別している。 

エビネ(海老根/化偸草)

2009年05月20日 | Weblog
一関市東山町のエビネ(海老根/化偸草)
 2008年5月13日




2008年5月13日(火)、一関市東山町長坂字里前生出(おいで)地区の
道路沿いにある農家で、鉢植えの「エビネ(海老根/化偸草)」が花を
咲かせていました。





エビネ(海老根/化偸草)ラン科 エビネ属
Calanthe discolor
山地の雑木林や竹林などに生える多年草。花の色が変化に富んでいることから、
栽培ブームが起って採り尽くされ、野生のものはほとんど見られなくなってしま
った。地下に球形の偽球茎(バルブ)があり、連珠状になって横に連なる。和名
の「海老根」は、横に連なる偽球茎の形をエビに見立てたものとのこと。

葉は根元に2~3枚つき、長さ15~25cm、幅5~8cmの披針状楕円形。新葉は花茎
と一緒に出てきて、冬を越し、翌年まで残る。葉の間から30~40cmの花茎を出し、
8~15個の花をつける花は直径2~3cmほどで平開する。萼片は紫褐色。側花弁と
下側につく唇弁は白色または淡紫色。そのほかの花弁はふつう赤褐色だが、変化
が多い。 花期は4~5月。分布:北海道(西南部)~九州

レウィシア(Lewisia)

2009年05月20日 | Weblog
一関市東山町のレウィシア・コチレドン「スーザン」
/イワハナビ(岩花火) 2008年5月13日



2008年5月13日(火)、一関市東山町長坂字里前
「生出(おいで)地区」の道路沿いの民家の庭で、
鉢植えのレウィシア・コチレドン「スーザン」が花を咲か
せていました。
レウィシア・コチレドン「スーザン」Lewisia cotyledon cv.Susan





「世界の椿館・碁石」のレウィシア(Lewisia)
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある
「世界の椿館・碁石」の「エントランスホール」で
「戸外で楽しむ レウィシア」という名札をつけた植
物が、ピンクや濃桃、橙などの花を咲かせていました。













レウィシア(Lewisia)スベリヒユ科 レウィシア属
Lewisia cotyledon
「イワハナビ」ともいう。やや多肉質の葉を
放射状に根出して株を張り5~10cmに叢生する。
株の中心から花茎を伸ばし、白からピンクの花
が単生または円錐花序をつくる。萼片2~6、花
弁4~16、雄しべ5以上、花柱3~8あり、基部で
合着する。
園芸的には本種の系統の改良が進み、スーザン
cv.Susan、ピンキ
ーcv.Pinkie
など多くの園芸品種
が育成されている。直径2~5cmで、濃桃色から
橙色の色幅があり、夏期に数本の花茎を伸ばし、
開花期間が長い。
ほかに、桃から濃桃色、橙色花の同属のツイーディーL.tweedyi
宿根性で桃から紫紅色花のレディビバL.rediviva
がある。
[栽培]乾燥した環境を好み、種子、株分けで繁
殖する。[花期]夏。
スベリヒユ科 Portulacaceae
極寒地を除き、世界中に21属400種が分布する。
一年草、二年草または亜低木で、多汁質のもの
が多い。葉は互生または対生し、全縁。
花は放射相称、両性で5弁の離弁花。果実は果
または蓋果で、種子は胚乳をもち大きい。
スベリヒユ(ポーチュラカ)属 Portulaca、
レウイシア属 Lewisia、カランドリニア属
Calandrinia、ポーツラカリア属 Portulacaria
などがある。
レウィシア属 Lewisia
ロッキー山脈沿いに、メキシコからカナダに約
19種が分布する多年草で、砂漠に近い砂礫地に
自生する。

レウィシア・コチレドン/イワハナビ(岩花火) 2009年5月9日

2009年05月20日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のレウィシア・コチレドン
/イワハナビ(岩花火)2009年5月9日



2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齋=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
約100点の中にレウィシア・コチレドンが1鉢だけありました。






レウィシア・コチレドンスベリヒユ科 レウィシア属
Lewisia cotyledon cv.Susan 別名:イワハナビ(岩花火)
レウィシア」には、レウィシア・ツイーディーLewisia twedyi
レウィシア・ピンキーLewisia cotyledon cv.Pinkie、
レウィシア・スーザンLeisia cotyledon cv.Susanなどがあるが、
画像のものはレウィシア・コチレドン「スーザン」と呼ばれる
ものだと思います。 北アメリカ北西部の太平洋岸地方に自生する
耐寒性多年草。肉厚の葉をロゼット状に広げ、
その中心から約10㎝の花茎を次々と出して花を
咲かせる。
以前は愛好家が山野草として栽培していたが、
最近は一般向けの鉢花としても人気。
常緑性のものと花が終わると葉が枯れる落葉性
のものがあるが、常緑のコチレドン系の園芸
品種が主に出回るとのこと。