一関市東山町長坂「柴宿団地」 2009年10月1日(木)
2009年10月1日(木)、一関市東山町長坂字柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地にある民家の庭でハマギク(浜菊)が花を咲かせていました。
ハマギク(浜菊) キク科 キク属 Chrysanthemam nipponicum
海岸の崖や砂丘などに生える亜低木(半低木)で大きな株をつくる。花が大きくて美しいので江戸時代から観賞用に栽培されているという。茎は太く、木質化して、高さ50~100㎝になる。毛はない。葉は互生し、柄はなく、長さ5~9㎝、幅1.5~2㎝のへら形で肉質。表面は光沢があり、裏面は白っぽく、上半部に波状の鋸歯がある。頭花は枝の先に1個つく。野生のキク属の中では最も大きく、直径6~9㎝ほどある。頭花の縁に並ぶ舌状花は白色。中心部の筒状花は黄色。総苞は半球形。総苞片は緑色で4列に並ぶ。種子は円柱形のそう果で10肋がある。花期:9~11月。なお、茎が木質化することや、実の形質が違うことなどから、「ハマギク属」として扱われることもある。分布:本州(青森~茨城県までの太平洋岸)