一関市川崎町薄衣 2009年10月4日(日)
2009年10月4日(日)、一関市博物館主催の「大人の調べ学習~気仙沼街道を歩く(第4回)」が行われました。一関市役所川崎支所(川崎町薄衣字諏訪前)に集合して、一関市博物館の畠山副館長と相馬主任学芸員の案内で、10:00~15:50、バス乗車 一部徒歩で千厩まで移動しました。(参加者:15名)
一関市役所川崎支所の西側出入り口の所のキヅタ(木蔦)が花を沢山咲かせていました。
キヅタ(木蔦) ウコギ科 キヅタ(ヘデラ)属 Hedera rhombea
山野に生える常緑のつる性木本。常緑なので「フユヅタ(冬蔦)」の名もある。茎から多数の気根を出して木や岩などに這い上る。葉は互生し、長さ3~6㎝の菱形状卵形で全縁、表面は光沢がある。若枝の葉は3~5浅裂する。花期は10~11月。黄緑色の小さな花が直径3㎝ほどの散形花序につく。花は5弁で直径4㎜ほど。果実は直径6~7㎜の球形で、翌年の春に黒く熟す。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州、沖縄、中国南部、台湾。
フイリセイヨウキヅタ(斑入り西洋木蔦)H.helix cv.Argenteo-variegataはヨーロッパ原産のセイヨウキヅタ(アイビー)の園芸種で、花序や若枝に星状毛が多い。
実生では時間がかかるので、キヅタの仲間は挿木で殖やす。
気仙沼街道を歩く(川崎町薄衣・漆崎の古碑群)