一関市東山町長坂「柴宿団地」 2009年10月12日(月)
柴宿団地の近くを通る一関大東線。
柴宿団地のすぐ傍を通るJR大船渡線。500mほど先に「柴宿駅」がある。(無人駅)
沿道には花壇がつくられていました。
東山町にある名勝「げいび渓」とアユが図案化された下水道の蓋。下水道が完備されて、げいび渓に流れ下っていた汚水も無くなり、砂鉄川の清流が元に戻りました。
2009年10月12日(月)、一関市東山町長坂字柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地のパーマ屋さんの庭先に植えられたマユミ(真弓)の実が、早くも淡紅色に熟して赤い仮種皮に包まれた種子が顔を出していました。
マユミ(真弓) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus sieboldianus
山野に生える落葉低木~高木。昔、この材で弓をつくったことから真弓の名がある。高さは普通3~5m、大きいものは15mに達する。樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。若枝は緑色で白い筋のあるものが多い。葉は長さ5~15㎝の楕円形または倒卵状楕円形で先は鋭く尖り、縁には細かい鋸歯がある。裏面は淡緑色で、脈が目立つ。 5~6月、前年枝の基部から長さ3~6㎝の柄のある集散花序を出し、直径8~10㎜の淡緑色の花をまばらに開く。雌雄別株。花弁と萼片は4枚。雄しべは4本あり、雄花では花糸が長く、雌花では短い。葯は黒紫色~暗紫色。 朔果は長さも幅も8~10㎜の四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。マユミの実はかなり遅くまで残り、初雪の頃でも赤い実が落ちずによく目立つ。弓をつくるのに使われたように、枝はよく撓(しな)う。 材は白く、緻密で狂いが少ないといわれる。用途:庭木、公園樹、盆栽。小箱、玩具、櫛などの材料。分布:北海道、本州、四国、九州(屋久島まで)、南千島、サハリン、朝鮮南部、中国。