一関市東山町長坂 2009年10月12日(月)
2009年10月12日(月)、一関市東山町長坂字東本町12にある一関市立長坂小学校から150mほど離れた牧草畑(字磐井里)に生えたユウガギク(柚香菊)が白い花を沢山咲かせていました。
ユウガギク(柚香菊) キク科 ヨメナ属 Kalimeris pinnatifida
草地や道ばたに生える多年草で、高さは40~140㎝になる。茎の上部で細長い枝を四方に広げる。葉は長さ7~8㎝の長楕円形で、ヨメナ(嫁菜)やカントウヨメナ(関東嫁菜)より薄くてざらつき、下部の葉は羽状に浅く、あるいは深く切れ込むものが多い。和名は、ユズ(柚)の香りがするのでこの名があるというが、実際にはユズの香りはほとんどしない。花期は7~10月。枝先に直径2.5~3㎝ほどの白い花をつける。頭花は、わずかに淡紫色を帯びる。 分布:本州(近畿地方以北)。
西日本に多いオオユウガギク(大柚香菊)K.incisaは、葉がやや厚く、縁には欠刻状の大きな鋸歯がまばらにある。湿地や田んぼの畔などに生え、高さは1~1.5mになる。花期は8~10月。頭花は直径3㎝ほどで淡青紫色。分布:本州(愛知県以西)、四国、九州。