peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ユウガギク(柚香菊)

2009年10月17日 | 植物図鑑

一関市東山町長坂  2009年10月12日(月)

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2009年10月12日(月)、一関市東山町長坂字東本町12にある一関市立長坂小学校から150mほど離れた牧草畑(字磐井里)に生えたユウガギク(柚香菊)が白い花を沢山咲かせていました。

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ユウガギク(柚香菊) キク科 ヨメナ属 Kalimeris pinnatifida

草地や道ばたに生える多年草で、高さは40~140㎝になる。茎の上部で細長い枝を四方に広げる。葉は長さ7~8㎝の長楕円形で、ヨメナ(嫁菜)やカントウヨメナ(関東嫁菜)より薄くてざらつき、下部の葉は羽状に浅く、あるいは深く切れ込むものが多い。和名は、ユズ(柚)の香りがするのでこの名があるというが、実際にはユズの香りはほとんどしない。花期は7~10月。枝先に直径2.5~3㎝ほどの白い花をつける。頭花は、わずかに淡紫色を帯びる。 分布:本州(近畿地方以北)。

 

西日本に多いオオユウガギク(大柚香菊)K.incisaは、葉がやや厚く、縁には欠刻状の大きな鋸歯がまばらにある。湿地や田んぼの畔などに生え、高さは1~1.5mになる。花期は8~10月。頭花は直径3㎝ほどで淡青紫色。分布:本州(愛知県以西)、四国、九州。


ユリオプスデージー

2009年10月17日 | 植物図鑑

一関市東山町長坂「柴宿団地」  2009年10月12日(月)

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2009年10月12日(月)、一関市東山町長坂字柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内の民家の門口に、黄色い花を沢山つけたユリオプスデージーと思われる鉢植えの植物が展示されていました。

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ユリオプスデージー キク科 ユリオプス属 Euryops pectinatus

ユリオプス属 Euryopsは、南アフリカからアラビア半島に、葯100種が分布する常緑の低木~多年草。属名は「大きな眼をもつ」の意で、ある種の花が人目を惹くことに因む。

ユリオプスデージーは、南アフリカ原産の常緑の半耐寒性多年草。草丈30~100㎝、葉は羽状深裂し茎葉に軟毛が生え灰緑色を呈する。頭花は直径3~4㎝、舌状花、筒状花ともに黄色。花期:11~5月。花の少ない冬も咲き続ける貴重な鉢花。切り花、鉢物、花壇用。近年、「ゴールデンクラッカー」の名で出回る同属のビルギネウス(ウィルギネウス)E.virgineusの園芸種が導入された。これは1~5月に、鮮緑色の小葉が密生した枝を斜め上に伸ばし、枝先に小さな頭花がまとまって咲く。 また、切花用。斑入り葉種や矮性種があり、「マーガレットコスモス」と呼ばれるクリサンテモイデスも仲間。霜と寒風を避けられれば庭植えも可能。大株になるとだんだん茎が木質化してくる。花後は葉ものとして扱う。 [栽培]日当たりのよい場所で、水はけのよい土に苗を植え付け、摘芯をして枝数を増やす。乾かし気味に管理すると、次々に花が見られる。寒さにやや弱いので、寒冷地では(鉢植えを)、冬は日当たりのよい明るい窓辺に置いて楽しむ。月1回は緩効性化成肥料を置き肥し、大株は花後に、思い切って半分くらいに切り戻すと、花数が増やせるという。夏は高温多湿を避けるように枝を透かし、午後の強い直射日光に当てないよう日除けをする。挿木繁殖する。