peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

レンギョウ(蓮翹)

2009年10月26日 | 植物図鑑

平泉町のレンギョウ(蓮翹)  2009年10月23日(金)

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2009年10月23日(金)、西磐井郡平泉町平泉字立花44にある平泉文化遺産センターに行きました。この施設は、平泉の文化遺産の魅力を広く伝えることを目的とし、エントランス、展示室、ふれあいホール、レファレンスなどで構成。世界遺産登録を目指す”平泉の文化遺産”をパネルと映像などを駆使してわかりやすく紹介しています。(入場無料)

http://www.town.hiraizumi.iwate.jo/site/entry/cat140/cat149/cat739/14.php

この平泉文化遺産センターの前を通る道路際に植えられているレンギョウ(蓮翹)が、(普通は3~4月に咲くものなのに)時ならぬこの時期に花を沢山咲かせていました。葉が沢山付いているため、黄色い花があまり目立ちませんでした。

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レンギョウ(蓮翹) モクセイ科 レンギョウ(フォーサイシア)属 Forsythia

アジアと中央ヨーロッパに6種ある落葉低木。庭園や公園によく植えられている。日本では、中国原産のレンギョウ(蓮翹)F.suspensaとシナレンギョウ(支那蓮翹)fF.viridissima、韓国原産のチョウセンレンギョウ(朝鮮蓮翹)F.viridissima var.koreanaが普通に栽培されるが、最近はレンギョウとシナレンギョウの雑種のフォーサイシア・インテルメディアF.×intermediaの品種”カール・サックス”や”ベアトリックス・ファーランド”などが栽培されるようになった。それらは花が大輪で多花性。特に花が大きい品種に”ゴールデン・ナゲット”cv.Golden Nuggetがある。日本原産のヤマトレンギョウ(大和蓮翹)F.japonicaは、花が小さいのでほとんど栽培されていない。[栽培]いずれも強健なので容易。繁殖は挿木で行う。]花期]早春(3~4月)。


平泉町のサザンカ(山茶花)

2009年10月26日 | 植物図鑑

西磐井郡平泉町のサザンカ(山茶花)  2009年10月23日(金)

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http://www.chizumaru.com/maplink.asp?SER=all&D=all&X=508022.36&Y=140341.407&SCL=500

2009年10月23日(金)、西磐井郡平泉町平泉字志羅山45-2にある平泉町役場の近くにある旧道沿いの民家の庭に植えられたサザンカ(山茶花)が花を咲かせていました。

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ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia sasanqua

暖地の山地に生える常緑小高木。関東地方以西の暖かい地方では、庭木や生垣に広く利用されている。ツバキに似ているが、幹や枝がずっとほっそりとしていて、葉も小さい。高さは普通5~6mになる。葉は互生し、長さ3~7㎝の楕円形で、縁には細かい鋸歯があり、表面は艶やかな濃緑色。10月中旬頃から白い花(野生種)が咲きはじめる。野生のものは直径5㎝ほど。花弁は普通5枚あり、平らに開き、中心部には黄色の雄しべが多数ある。花が終わると花弁はばらばらになって散る点が、花がまるごと落ちるツバキと異なる。またツバキの雄しべは下半部がくっついて筒状になっているが、サザンカの雄しべは1本ずつ離れている。果実はツバキより小さく、翌年の夏から秋にかけて熟し、3つに割れる。種子は堅くて黒い。分布:本州(山口県)、四国、九州、沖縄。

 

サザンカには多くの園芸品種がある。江戸時代から品種改良が進められ、花の直径が15㎝にもなるもの、花弁に皺が多いもの、一重、八重、千重咲きのものなどがつくられたう。花の色も白、ピンク、紅、ぼかし、絞りなど、変化に富んでいる。