peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手洋らん展 デンドロビウム(3) Dendrobium

2010年03月25日 | 植物図鑑

作成中

P1880599

(上)デンドロビウム ピラルディ Den.

P1880608

(上)デンドロビウム ユニクム Den.unicum

P1880614

(上)デンドロビウム ハーベイアヌム Den.

P1880635

(上)デンドロビウム セクンドゥム Den.secundum var.album

P1880638

(上)デンドロビウム アノスムム Den.

P1880196

P1880204

2010年3月12日(金)、岩手蘭友会主催の「第23回洋らん展」が奥州市水沢区横町にあるメイプル4Fで開催されていたので、行ってきました。会場には、、シンビジューム、パフィオペディラム、ファレノプシス(コチョウラン)などと一緒に「デンドロビウム」も沢山展示されていました。

P1880603

P1880601

(上2つ)デンドロビウム ピラルディ Dendrobium

P1880605

P1880609

(上2つ)デンドロビウム ユニクム Dendrobium unicum

名札には「ユニカム」と書かれていた。タイ、インドシナ半島原産。茎は棒状、直立し、長さ10~15cm、径5㎜、節部がやや膨れ全体が葉鞘に包まれる。葉は披針形、革質で長さ約8cm、幅1cm、先は尖る。花茎は茎の上部の節から生じ、長さ1.5cm、1~2花をつける。花は朱色。萼片は披針形、花弁は楕円形でともに後方に反り、長さ4~5cm、先は丸い。唇弁は舟形で淡黄褐色、基部は巻き、葉脈状の朱色の筋が入り、3本の白い隆起線がある。開花期は春から初夏。

P1880611

P1880618_2

(上2つ)デンドロビウム ハーベイアヌム Dendrobium harveyanum

名札には「ハーベアナム」と書かれていた。ビルマ、タイ、インドシナ半島原産。茎は紡錘形で縦に溝があり、長さ15~20cm、径1~1.5cm。葉は頂部に3~4枚がつき、長楕円形で長さ10~15cm、幅2~2.5cm。花茎は茎の上部の節から生じ、長さ5~7cm、2~4花をつける。花は径5cmで平開し、花色は鮮黄色。花弁の縁が羽状に細裂する特異な花形をもつ。唇弁の縁も歯状に切れ込む。開花期は春。

P1880636

P1880634

(上2つ)デンドロビウム セクンドゥム Dendrobium secundum

名札には「セクンダム・バーアルバム」と書かれていた。セクンドゥムは、インド、中国を除く東南アジアに分布。茎は紡錘形で長さ25~100cm、径1.8cm、両端が細く、縦に溝がある。葉は披針形で革質、長さ6~10cm、幅3~6cm。花茎は茎の上部の節から生じ、長さ12cm、密に多花を偏側的につける。花は斜開し、長さ1.8cm、径6mm、ろう(蠟)質で明るい桃色。唇弁の先は橙色。開花期は春。

P1880643

P1880640

(上2つ)デンドロビウム アンセプヌ Den.


一関市花泉町のベゴニア館 球根ベゴニア (3)Tuber hybrida hybrids

2010年03月25日 | 植物図鑑

P1900433

P1900523

P1900519

P1900518

P1900067

P1900387

P1900391

2010年3月21日(日)、一関市花泉町老松字下宮沢159-1にある「花と泉の公園」で、ベゴニアガーデン「れいなdeふろーれす」が、開館10周年を記念したイベントを始めたので行ってきました。観賞温室には、約350種、5000株のベゴニアが展示されており、ピンクや赤、黄、白、オレンジ色などの大輪の花や、愛らしい中小の花が揺れるハンギングタイプのベゴニアが沢山咲いていました。

P1900621

P1900623

(下3つ)球根ベゴニアのハンギングタイプ。ハンギング・バスケット・ピンク(Hanging Basket Pink)と思われる。

P1900434

P1900431

P1900432

球根ベゴニア シュウカイドウ科 シュウカイドウ(ベゴニア)属 Begonia Tuberhybrida Hybrids.

ペルー、ボリビアのアンデス山系の熱帯高地に自生する野生種の交配によって作出された球根をもつベゴニア交雑品種の総称である。花はおおきく八重を主とし、初夏から秋にかけて花をつけ、短日下で塊茎は肥大し、休眠に入る。

大輪八重咲きLarge-flowered Double、大輪一重咲きLarge-flowered Single、ピコティーPicotee、フィンブリアタFimbriata、クリスパ Crispa、クリスタタ Cristata、マキシマ Maxima、マルチフローラ Multiflora、ペンジュラ Pendula、バーティニィー Bertiniiなど花形、草姿により分類される。ペンジュラ・タイプの’イルミネーションcv.Illumination’をはじめ、各タイプに多くの園芸品種がある。栽培:繁殖は優良系の保存には挿芽、塊茎の分割も行うが、一般には実生による。花期:初夏から秋。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]