(上)ヒイラギの両性花 雌しべが発達し、花柱も長く、結実する。
http://www1.odn.ne.jp/~adf53200/center/ [石巻市文化スポーツ振興公社]
2010年12月1日(水)、宮城県石巻市文化センター(石巻市南浜町1丁目7-30)に行ってきました。妻が現在開催中の「特別展・毛利コレクション まほろばへの道~古代石巻地方のくらしと交流」(石巻市教育委員会・財団法人石巻市文化スポーツ振興公社・主催)というのを是非見たいというので行ったのですが、天気がとても良いので私は周辺を散策しながら花や木の実を撮って過ごしました。
石巻市文化センターの南側に行ったら、庭に植えられているヒイラギ(柊・疼木)が、やわらかな初冬の日差しを浴びて、辺りに芳香を漂わせながら白い花を沢山咲かせていました。蜂も沢山訪れていました。
ヒイラギ(柊・疼木) モクセイ科 モクセイ属 Osmanthus heterophyllus
山地に生える常緑小高木。庭木としてもよく植えられている。高さは4~8mになる。葉は対生し、長さ4~7㎝の楕円形または倒卵状長楕円形で硬く、先端は刺状に尖り、縁に刺状の鋭い鋸歯が2~5対あり、表面は光沢がある。若木の葉は縁に針のように鋭く尖った鋸歯があるが、老木の葉は全縁のものが多い。
10~11月、葉のつけ根に香りのよい白い花が束になって多数つく。花冠は直径5mmほどで4深裂し、裂片は反り返る。雌雄別株。果実は長さ1.2~1.5㎝ほどの楕円形で、翌年の6~7月に黒紫色に熟す。用途:庭木、器具材。分布:本州(福島県以西)、四国、九州(祖母山)、沖縄、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]