2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内の観賞池の所に置かれた鉢植えの弁天神楽(べんてんかぐら)、別名・七福神弁天という名のツバキが、紅地に白斑が入った獅子咲きの花を咲かせていました。
椿・弁天神楽(べんてんかぐら) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia japonica cv.Benten-kagura、別名:七福神弁天。
産地:江戸。花:紅地に白斑が入る牡丹~獅子咲き、散しべ、中~大輪。花期:10~3月。葉:不定形の中形、肉厚、弁天葉の一種、黄白色の覆輪葉、鋸歯を欠く。樹:矮性、弱い。来歴:太神楽の枝変り。1933年の「椿花集」に載る。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]
http://www32.ocn.ne.jp/~neko_tsubaki/Camellia-list-fuiri_leaf-exp.html [斑入ツバキ・錦葉ツバキ:よんほんあしのツバキのホームページ]より ●‘弁天神楽’ 貴重な江戸古品の斑入ツバキ。葉は白覆輪くずれで乱れ葉になり、いわゆる乱れ弁天葉。芸はきつくでて仰々しい。周年白色斑で深い緑色との対比がよい。花は‘太神楽’の枝変りであるというが、この手の斑入り品種は樹勢が弱いのか‘太神楽’のように極大輪咲にはならず中輪牡丹~獅子咲。
内側の弁には葉の乱れと同様の乱れ形質が出る。江戸の斑入り文化を感じる一品であり、鉢植えで盆栽仕立てにしたい。
http://www.nihonkaki.com/fs/nihonkaki/gr1604/1079727 [弁天神楽(斑入り葉椿):椿(ツバキ)冬 日本花卉ガーデンセンター(本店)]
http://www.nagominoniwa.net/blog/2007/12/post_600.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:二条城のツバキ 七福神弁天]
http://www.nagominoniwa.net/blog/2009/02/post_1456.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:椿寿庵の椿 七福神弁天(弁天神楽)]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1ba3b93a4847dde0b2e02435b8d7a10b [peaの植物図鑑:「世界の椿館・碁石」の椿・弁天神楽(べんてんかぐら)]