2010年12月5日(日)、奥州市水沢区「岩手蘭友会」(会長・佐藤勝雄)主催の「第6回秋の洋らん展」が、奥州市水沢区のメイプルで開催中だったので見に行ってきました。やシンビジウム、デンドロビウムなど約100点が展示されていましたが、それらの中にゴールデンルビー’サンセット’という名のシンビジウムがありました。
シンビジウム ゴールデンルビー’サンセット’ ラン科 シンビジウム属 Cymbidium Golden Ruby 'SunSet'
シンビジウム属 Cymbidium (Cym.):約50種が熱帯アジアを中心にヒマラヤ、中国、日本からオーストラリア北部、ニュー・ギニアまでの広い地域に分布する。常緑性の着生または地生ランで腐生種1種を含み、多様な生態や形態を示す。球茎は普通卵形~紡錘形で、3~多数の革質葉または多肉葉を扇状につける。
花茎は球茎の基部より生じ、地生種では直立し、着生種では斜上または下垂する。花は1茎1~数十輪つき、やや多肉質で花もちはよい。萼片と花弁はほぼ同じ形と色をしている。唇弁は3裂し、側裂片は蕊柱を包み、中裂片は舌状で反曲する。唇弁の基部から中央部まで2本の隆起が形成される。属名はギリシャ語のkymbes(舟形)に由来し、唇弁の形を示している。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]