peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

宮城県石巻市立病院前のモチノキ(黐の木)

2010年12月03日 | 植物図鑑

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2010年12月1日(水)、宮城県石巻市南浜町1丁目と門脇町3丁目の境にある道路沿いに街路樹として植えられているモチノキ(黐の木)が、朱橙色に色づき始めた果実を沢山つけていました。

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モチノキ(黐の木) モチノキ科 モチノキ属 Ilex integra

樹皮から良質の鳥もちが採れるのでこの名がある。暖地の海に近い山地に生える常緑高木。庭や公園などにも植えられている。高さは5~10m、大きいものは25mにもなる。葉は互生し、長さ5~9㎝の倒卵状楕円形で厚くて光沢がある。

4月頃、葉のつけ根に黄緑色の小さな花を密につける。花は直径約7㎜。雌雄別株。花弁と萼片は4個で、雄花には雄しべが4個、雌花には雌しべが1個と退化した小さな雄しべが4個ある。果実は直径1㎝ほどの球形で、秋に赤く熟す。この実は秋から冬の野鳥の貴重な食べ物である。樹皮から染料や鳥もちをつくる。果実が黄色に熟すものもある。分布:本州(宮城・山形県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


宮城県石巻市門脇町「聖人堀緑地」のヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子)

2010年12月03日 | 植物図鑑

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2010年12月1日(水)、宮城県石巻市門脇町四丁目にある「聖人堀緑地」に行きました。石巻市立病院&船魂神社がある門脇町三丁目から四丁目、五丁目と散策していたら、広い街路に沿って細長い素敵な緑地公園があり、垣根状に沢山植えられたヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子)が、真っ赤に熟した実を沢山つけていました。

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ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子) バラ科 トキワサンザシ属 Pyracantha crenulata

ヒマラヤ原産の常緑低木。花も実も美しいので、庭や生け垣などによく植えられている。「カザンデマリ」ともいう。高さは2~3mになり、枝には刺がある。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形~披針形で表面は光沢がある。

花期は5~6月。直径1㎝ほどの白い花が枝いっぱいに群がって咲く。果実は直径約8㎜の球形で光沢があり、橙赤色または真紅色に熟す。一般にはヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ、トキワサンザシなどをまとめて、「ピラカンサ」と呼ぶことが多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


宮城県石巻市立病院のサンゴジュ(珊瑚樹)

2010年12月03日 | 植物図鑑

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2010年12月1日(水)、宮城県石巻市南浜町1丁目にある石巻市文化センターと石巻市立病院駐車場の間に幅2mほどで長さ100mほどの樹木が植えられている所があり、杉の木などに混じってサンゴジュ(珊瑚樹)がありました。未だ赤い液果を沢山つけていました。

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サンゴジュ(珊瑚樹) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum awabuki

沿岸地の山地に自生するほか、広く植えられている常緑小高木~高木。高さは普通5~6m、大きいものは15mにもなる。枝は灰褐色。髄も灰褐色。葉は対生し、長さ8~20㎝の長楕円形。質は厚く、表面は光沢がある。

strong>6~7月、枝先に大形の円錐花序を出して、白い花を多数つける。花は長さ5~6㎜の高坏形で5裂して平開する。果実は液果で長さ7~8㎜の楕円形で、たくさん集まってつき、夏から秋に赤色から藍黒色に熟す。用途:庭木、公園・街路・防風・防火樹、器具材。分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]