peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

世界の椿館・碁石の椿・角の光(すみのひかり)

2010年12月13日 | 植物図鑑

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http://www.city.ofunato.iwate.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::1165[大船渡市のホームページ:世界の椿館・碁石]

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2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内の「わびさびの景」コーナーに植えられている角の光(すみのひかり)という名の茶花椿が、今を盛りと花を咲かせていました。窓側の陽光が差し込む方の枝についている花が多いように見えました。雄しべが退化した侘芯ツバキで、名札には、「花期:10~2月。花色:濃紅色。花形:一重、猪口咲き。<stron></stron>産地:鳥取。」と書かれていました。

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椿・角の光(すみのひかり) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia Sumi-no-hikari

産地:島根・松江。花:濃紅色の一重、猪口咲き、侘芯、極小輪。葉:長楕円、中形、中折れ、ゆるく反曲。樹:立性。来歴:米子市内の民家の栽培種から選抜。1977年に山陰カメリアンクラブの命名・発表。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]


世界の椿館・碁石のサザンカの仲間・キッシー

2010年12月13日 | 植物図鑑

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2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内の「原種椿」コーナーに植えられているサザンカの仲間・キッシーが、白色の花を沢山咲かせていました。名札には、「花期:12~3月、花色:白色、花形:一重、平開咲き、産地:中国、ベトナム、ミャンマー、ネパールなど」と書かれていました。

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サザンカの仲間・キッシー ツバキ科 ツバキ属 サザンカ節 CVamellia Kissi

別名:トガリバサザンカ。日本には、1970年頃に米国経由で導入された系統と、その後、インドのアッサム地方の自生地で採取された系統とが栽培されている。分布:広東、広西、雲南、海南島、ベトナム、ラオス、カンボジア、ビルマ、ブータン、シッキム、アッサム、ネパール。

特徴:花:白色、5~6弁、花径3㎝前後の極小輪。平開し、花には微香がある。開花期は12~2月。葉:長楕円形、長さ6~7㎝、幅3~4㎝、濃緑色で光沢はやや鈍い。2n=30。(参考文献:箱田直紀・足立尚善 ツバキ属の原種 西部舞鶴植物研究所報告1:1~54)

http://www.gene.affrc.go.jp/htbin/plant/image/get_logo?plno=56601027 [Camellia Kissi Wallich(JP)]

http://trg.affrc.go.jp/pdf/kikakuten05-06.pdf [わが国で栽培されている主なツバキ属植物]


世界の椿館・碁石のグランサムツバキ(原種椿)

2010年12月13日 | 植物図鑑

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2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内の「原種椿」のコーナーに植えられているグランサムツバキという名の原種椿が大きな花を沢山咲かせていました。

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グランサムツバキ ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia Granthamiana Sealy

中国(香港、広東など)原産の常緑小高木で、高さは3~8mになる。日本へは1962年頃からホンコン(香港)の自生地やアメリカから導入されたといわれる。枝を疎らに生じ、密な樹冠はつくらない。葉はチャ(茶)に似て革質で光沢があり、長さ8~10㎝、幅3~5㎝、緑色で葉脈部が窪む。花期は10~12月。花は白色、径10~17㎝、花弁は7~10枚。咲き進むと花弁の先が反転し、巨大なサザンカを想わせる。黄色の雄蕊の束は大きく、径5㎝ほど。本種とトウツバキの交配種チャイナ・レディーやシャンハイ・レディーは他のトウツバキ系品種より花期が早く、大輪の美花だが、温室内でないと花は望めない。栽培:繁殖は主に接木による。生育は早いが、寒風と潮害には特に弱く、露地栽培の適地は限定される。(参考:世界文化社発行「世界文化生物大図鑑」)

産地:ホンコン(香港)、広東省。花色:白色。花形:大~極大輪、一重・平開咲き。花期:10~12月。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/grantham.html [グランサムツバキ]

http://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/blog-entry-132.html [living for today…on the earth! グランサムツバキは こんなに大きい!]