2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。花きセンターでは、「花の館温室」と管理棟「展示室」、管理棟の南側に位置する「研修温室」などを自由に見学できます。見学時間は、11~3月は10:00~15:00(年末年始は休業)、4~10月は10:00~16:00。 「研修温室」は、「低温区」「中温区」「高温区」の3つのエリアに別れており、それぞれの温度に適した植物が植栽・展示されています。この日最初に入った「中温区」の中に食虫植物であるウツボカズラ(ネペンテスの交配種)がありました。葉の中央脈が伸長してつるとなり、その先端に袋状のものをつけていました。
ウツボカズラ科 ネペンテス(ウツボカズラ)属 Nepenthes : フィリピンから北オーストラリア、マレー半島、スリランカに約70種原生、特にカリマンタン島、スマトラに多い。つる性のものが多いが、地生、着生もあり、直立するものもある。中央脈は伸長してつるとなり、その先端が肥大して袋を形成する食虫植物である。
ウツボカズラ(=靫蔓、ネペンテス交配種) Nepenthes hyb.:高温多湿を好み、陽光に当て、冬季は20℃を下らないようにする。中央脈は伸長してつるとなり、茎はつる性で、葉は細く、長さ15~25㎝、幅5~10㎝。その先端が膨らみ、袋(捕中袋)を形成する食虫植物。
[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会・編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]
http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/utubokazura.htm [ウツボカズラ]
http://www.hana300.com/utubok.html [靫蔓(ウツボカズラ)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9 [ウツボカズラ:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より]
http://www.yasashi.info/ne_00002g.htm [ネペンテス(ウツボカズラ)の育て方:タサシイエンゲイ]