peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのシクラメン各種:その1

2010年12月21日 | 植物図鑑

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(上3つ)ハリオス ファンタジア・ミックス:「ハリオス・ファンタジアHalios Fantasia Mix」シリーズのレッド。 ”赤と白の色合いがクリスマスシーズンにぴったりのシクラメン。特徴:①室内でも開花期間が長い。②花数が多い。③花持ちが良い。④気候ストレスにも強い。(販売者のブログから)

http://www.cyclamen.com/pages/catalogue/pdf/Halios_JP.pdf [ハリオスHalios:ファンタジア・ミックス Fantasia Mix]

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。一般の見学者は、研修温室と花の館温室、管理棟展示室を自由に見学できますが、11月から見学時間は午前10時から午後3時までとなっています。 先月から管理棟展示室でシクラメンの展示がされているので、それらを見ました。見頃を迎えたシクラメンは素晴らしいものばかりでした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/index.html [岩手県立花きセンター]

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(上3つ)セレナ ウェーブ・ミックス:

http://www.sumika-agrotech.com/flower/cyclamen.html [住化農業資材(株)園芸部:セレナウェーブ(パープル、オレンジ、レッド、ピンク)]

http://goo-hana.jp/index.php?id=18 [花アレンジギフト:シクラメン・セレナウェーブ]

http://hanayasu.potika.net/image/free/IMG_0096.jpg [シクラメン:鹿児島空港近くの園芸店「花安」スタッフブログ]

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(上3つ)ハリオス フリンジ・ミックス-ディープパープルHalios Melange Frange-Violet fonce:鉢には「ロリポップ」と書かれていましたが、ハリオス(Halios)のホームページには”商標権の関係上、「ロリーポップ」の名称を削除することになりました。今シーズンは「ハリオス・フリンジ」の名前に統一させていただきます。当変更は2010年7月1日より実施いたします。”と記載されています。

サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen:地中海沿岸から中近東にかけて、約19種が分布する塊茎をもつ多年草。

シクラメン Cyclamen persicum:葉は根出し、長柄をもつ心臓形または円形をなす。葉の表面は斑紋、葉縁には歯牙がある。花は長い花柄の頂部に単生そ、受精すると花柄が螺旋状に巻く。萼片は5、花冠は5裂、雄しべは花冠基部に合着し短い。雌しべは1で細い。果実は蒴果で、成熟すると先端から裂開する。園芸品種は、エーゲ海沿岸に分布する本種を起源としている。

新品種の育成は1731年にイギリスに導入され、大輪系の’ギガンテウム’cv.Giganteum(1830年)と’サーモン・クイーン’cv.Salmon Queen(1894年)が発表されてから急速に活発になり、1900年代初めには様々な花形をした品種が発表され、今日の品種の基礎が築かれた。現在では、ほとんどの品種がF1化されている。また種子繁殖が行われているために、一部の品種では形質の変異が問題となり、組織培養苗で扱われている。

同属のコウムC.coum、ヘデリフォリウムC.hederifolium、ミラビルC.mirabile、アフリカナムC.africanum、シプリウムC.cyprium、レパンダムC.repandumなど、原種そのものが山草的に栽培される場合もある。

園芸品種には、中輪から大輪の普通種と小輪のミニ種とがあり、育成者の命名により、タス系、パステル系、作曲家シリーズ、ピッコロ系など多くの系統がある。

栽培:一般の栽培では、10月から2、3月に播種し、鉢替えを繰返して秋から冬に咲かせる。夏の高温には弱いため、高冷地で避暑する(山あげ栽培)場合もある。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


世界の椿館・碁石の侘芯椿・相模侘助(さがみわびすけ)

2010年12月21日 | 植物図鑑

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2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内の「わびさびの景」コーナーに植えられている相模侘助(さがみわびすけ)という名の侘芯椿がピンク色の花を咲かせはじめていました。蕾が沢山ついており、これからが楽しみです。名札には「花期:11~3月。花色:淡桃色・桃色。花形:一重、猪口咲き。産地:神奈川。」と書かれていました。

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日本で椿が植えられるようになったのは足利時代といわれ、織豊時代は茶の湯を背景に「わびさび」を主張する素朴で清楚な一重の花が好まれました。そんな閑寂な趣をねらって「わびさびの景」コーナーには、数寄屋、胡蝶侘助、一子侘助、相模侘助などが集められています。

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侘芯椿・相模侘助(さがみわびすけ) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia japonica cv.Sagami-wabisuke

産地:神奈川。花:淡桃~桃色の一重、猪口咲き、侘芯、小~極小輪。花期:11~3月。葉:長楕円、中形。樹:立性、強い。来歴:太郎冠者の自然実生らしきもの。1973年に海老名市の民家で発見、旧名:茂左衛門侘助。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]

http://homepage1.nifty.com/tokuya/ver2/page/tubaki/wabisuke/sagamiwabisuke.htm [椿華園:侘助椿 相模侘助]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%C1%EA%CC%CF%D0%CE%BD%F5 [peaの植物図鑑:「世界の椿館・碁石」の椿・相模侘助(さがみわびすけ)]

http://chikushi-tsubaki.com/kurumetubaki/kaisi/33syouzakiwabisuke.htm [ワビスケ椿の話]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_wabisuke.html [草木図譜:ワビスケ椿]