2011年9月8日(木)、一関文化センター(一関市大手町2-16)の東側にある出入り口付近に植えられているサンゴジュ(珊瑚樹)の果実が沢山朱橙色に色づいていました。さらに熟すと黒藍色になります。
http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,0,117,html [一関文化センター]
http://ichi-bun.com/ [一関文化センター]
サンゴジュ(珊瑚樹) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum awabuki
海岸近くの山地に自生するほか、庭木や公園・街路樹、生垣などに広く植えられている常緑小高木~高木。高さは普通5~6m、大きいものは15mにもなる。枝は灰褐色。髄も灰褐色。葉は対生し、長さ8~20㎝の長楕円形。質は厚く、表面は光沢がある。
6~7月、枝先に大形の円錐花序を出して、白い花を多数つける。花は直径5~6㎜の高杯形で5裂して平開する。花にはわずかに匂いがある。果実は液果で長さ7~8㎜の楕円形。沢山集まってつき、夏から秋に赤色(朱橙色)から藍黒色に熟す。和名はこの赤い果実をサンゴ(珊瑚)に見立てたもの。用途:庭木、公園・街路・防風・防火樹、器具材。分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、台湾。
山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]