peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関文化センターのサンゴジュ(珊瑚樹)の果実 2011年9月8日(木)

2011年09月08日 | 植物図鑑

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2011年9月8日(木)、一関文化センター(一関市大手町2-16)の東側にある出入り口付近に植えられているサンゴジュ(珊瑚樹)の果実が沢山朱橙色に色づいていました。さらに熟すと黒藍色になります。

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,0,117,html [一関文化センター]

http://ichi-bun.com/ [一関文化センター]

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サンゴジュ(珊瑚樹) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum awabuki

海岸近くの山地に自生するほか、庭木や公園・街路樹、生垣などに広く植えられている常緑小高木~高木。高さは普通5~6m、大きいものは15mにもなる。枝は灰褐色。髄も灰褐色。葉は対生し、長さ8~20㎝の長楕円形。質は厚く、表面は光沢がある。

6~7月、枝先に大形の円錐花序を出して、白い花を多数つける。花は直径5~6㎜の高杯形で5裂して平開する。花にはわずかに匂いがある。果実は液果で長さ7~8㎜の楕円形。沢山集まってつき、夏から秋に赤色(朱橙色)から藍黒色に熟す。和名はこの赤い果実をサンゴ(珊瑚)に見立てたもの。用途:庭木、公園・街路・防風・防火樹、器具材。分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、台湾。

山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


紫波町「野村胡堂・あらえびす記念館」のナナカマド(七竈) 2011年9月4日(日)

2011年09月08日 | 植物図鑑

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2011年9月4日(日)、紫波町彦部にある「野村胡堂・あらえびす記念館」に行きました。この日は駐車場が満車状態で、通路にまで駐車していました。

街路樹として植えられているナナカマド(七竈)の実が朱橙色に熟しはじめていました。

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ナナカマド(七竈) バラ科 ナナカマド属 Sorbus commixta

山地に生える落葉高木。高さは普通2~8mぐらいだが、10m以上になるものもある。樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。葉は奇数羽状複葉。小葉は4~7対あり、長さ3~7㎝の披針形または長楕円状披針形で先は尖る。縁には浅く鋭い鋸歯があり、両面ともほとんど無毛。

5~6月、枝先に複散房花序を出し、直径6~10㎜の白い花を多数開く。花弁は5個。雄しべは20個。花柱は3~4個。果実は直径5~6㎜の球形で、赤く熟す。用途:庭木、街路樹、花材。分布:北海道、本州、四国、九州、アジア東北部。

ナナカマドの仲間サビバナナカマドvar.rufoferrugineaは花序や萼、葉の裏面、特に主脈に沿って褐色の長軟毛がある。

北海道、本州(中部地方以北)の高山に生える落葉低木で、高さ1~2mほどのウラジロナナカマド(裏白七竈)Sorbus matsumuranaも知られている。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]