2011年9月15日(木)、茨城県日立市の「かみね公園」(日立市宮田町5丁目)に行きました。普通車が150台駐車できるという広い無料駐車場に車を駐め、「吉田正音楽記念館」を見学した後、頂上展望台がある方の道路と道路の間につくられている「かみね公園花壇づくり・夢プロジェクト花壇」の花を見に行きました。群植されたフイリヤブラン(斑入り藪蘭)が、紫色の花を沢山咲かせていました。
(下7枚)「吉田正音楽記念館」の3階で撮った太平洋と日立市の市街地。
(上)「吉田正音楽記念館」の3階から撮った頂上展望台と公衆トイレ。
ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope:多年草で、東アジアに数種が分布し、日本には3種がある。根茎は短く、葉は常緑で細く根生する。花は総状花序につき花柄に関節がある。花被片、雄しべともに6、子房上位、種子は紫黒色。良く似たジャノヒゲ属は子房中位、種子は碧色である。
ヤブラン(藪蘭) ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope platyphylla
本州関東地方以南の日本、台湾、中国に分布する。常緑性で樹林の下草として群生する。光沢のある細長い葉(暗緑色で線形幅1㎝、長さ30㎝)が束になって根元から生え、、初秋の頃に葉の間から花茎を伸ばし、淡紫色の小花を穂状(すいじょう)に多数つける。別名:リリオペ、サマームスカリ。
良く栽培されるのはフイリヤブランで、黄覆輪葉と白縞葉(ヤブラン’ハクリュウ’)があり、和洋どちらの庭にもよく合います。
多少幅広の葉に、黄白色の覆輪のフイリヤブラン(斑入り藪蘭) Liriope platyphylla cv.Variegataが多く栽培されている。
栽培管理:日なたや日陰でも育つが、斑入りの葉を美しく保つには半日陰に植える。春先、新葉が伸びる前に古い葉を切り取る。繁殖は株分け。耐寒性もあり、丈夫でつくりやすい。花期:8~9月。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2148.htm [フイリヤブラン(四季の山野草)]
http://www.botanic.jp/plants-ha/fuyabu.htm [shu(^^)Homepage,フイリヤブラン(斑入り藪蘭)]
http://xn--m9j881n25q.jp/cat17/post_122.html [フイリヤブランの画像と育て方]