2011年9月9日(金)、一関市千厩町清田の国道284号線(気仙沼街道)沿いにある第13区自治会の「ふれあい花壇」を見に行ってきました。今年のテーマは「がんばろう 東北」で、様々な草花を植栽して、清田小学校の子どもたちを表現していましたが、中でも圧倒的多数だったのが、センニチソウ(千日草)とも呼ばれているセンニチコウ(千日紅)でした。紅紫、ピンク、白色などの花が沢山咲いていました。
ヒユ科 センニチコウ(ゴンフレナ)属 Gomphrena :熱帯及びアメリカ、オーストラリアに90種が分布する一年草または多年草。
センニチコウ(千日紅) ヒユ科 センニチコウ(ゴンフレナ)属 Gomphrena globosa
熱帯アメリカ(パナマ、グアテマラ)原産の一年草。熱帯地方で広く栽培され、日本には江戸時代初期に渡来し、庶民的な草花として親しまれている。高さは普通20~50㎝になる。葉は対生し、長さ5~10㎝、幅約4cmの長楕円形。茎は長く、茎頂に頭状花を1~2つける。
夏から秋にかけて(7~10月)、小さな花が球状に集まった花穂をつける。園芸品種には紅紫、ピンク、白などの品種(花色)がある。これらの色に色づいているのは花を包んでいる小苞で、花が終わっても色や形が変わらない。ドライフラワーにも向く。長い間観賞できるので、センニチコウ(千日紅)の和名がある。センニチソウ(千日草)とも呼ばれる。
類似種のキバナセンニチコウG.haageanaはテキサスからメキシコ原産の多年草。花は橙黄色で径2.5㎝、花つきはやうあ少ない。園芸品種に赤花の’ストロベリー・フィールズ’cv.Strawberry Fieldsがある。
栽培:日当たりと水はけが良ければ良く育つ。土質は特に選ばない。播種期は4~5月。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]