2011年9月27日(火)、一関市東山町長坂字柴宿の県道19号(一関大東)線沿いの柴宿団地入口付近から60mほどの所にある土手に植えられているツリバナ(吊花)の球形の果実が割れて、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れていました。
ツリバナ(吊花) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus oxyphyllus
山地に生える落葉低木で、高さは4mほどになるが、稀に6mぐらいになるものもある。葉は対生し、長さ3~10㎝の卵形または倒卵形で縁に細かい鋸歯がある。5~6月、葉腋から長さ6~15㎝の柄を出し、直径6~7㎜で淡緑色またはやや淡紫色を帯びた花を開く。花弁、雄しべ、萼片はともに5個。蒴果は直径9~12㎜の球形で、9~10月に濃紅色に熟して5裂すると、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。用途:庭木、盆栽。分布:北海道、本州、四国、九州、アジア東北部。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「樹木図鑑」より]