2011年9月15日(木)、茨城県日立市「吉田正音楽記念館」(日立市宮田町5丁目2番25号)を見学しました。記念館は、かみね公園の標高120mの頂上駐車場(普通車150台駐車可能)のすぐ傍にあります。入館料は無料でした。
記念館は、1階から5階まであり、5階は、吉田メロディーをBGMに、ゆっくりとくつろぎながらコーヒーや軽食が楽しめる展望カフェになっています。緑に囲まれ、日立市の町並みや太平洋を一望できます。
吉田正さんは、日本の戦後歌謡界を代表する作曲家で、「異国の丘」を初めとして、「いつでも夢を」「傷だらけの人生」「潮来笠」「有楽町で逢いましょう」夜霧の第二国道」など数々の名曲を作曲した人として良く知られています。私も若い頃は、他人並みに良くくちずさんだので、懐かしい思いをしながらじっくり観覧させていただきました。
http://www.yoshidatadashiongakukinenkan.org/ [吉田正音楽記念館ホームページ]
記念館の出入り口の前に、鉢植えにされたペチュニアが花を咲かせていました。また、「吉田正生誕90年記念特別展(4/28~9/30)」のポスターが貼ってありました。
(上と下2枚)2階:レコードジャケットの壁:吉田メロディーの歩みを象徴的に表現したレコードジャケット690枚が壁に飾られていました。
(上と下3枚)3階:吉田メロディーの歩み(1960年代の作品とビクターヒット賞):多くのヒット曲を世に送り出し、昭和歌謡の黄金時代を築いた1960年代の足跡と作品を紹介。ビクターヒット賞のトロフィーなどが沢山飾られていました。
(上と下)吉田正の居間:門下生のレッスンに使ったピアノや作曲に使った机などで、居間の一角を再現。愛用のギターや作曲中の写真などがありました。
(上と下4枚)門下生のフランク永井、橋幸夫、吉永小百合、松尾和子、鶴田浩二などと一緒に撮った写真もありました。
(上と下2枚)「いつでも夢を」で、「日本レコード大賞・大賞」を受賞したときの吉永小百合と橋幸夫との写真と肉筆の楽譜。
(上)戦後しばらくの間「作曲者不明」とされてきたヒット曲・「異国の丘」の肉筆楽譜。
ペチュニア ナス科 ペチュニア属 Petunia×hybrida
ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイなど南アメリカ原産の非耐寒性春まき一年草、多年草。別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)。アクシラリス種やビオラケア種などを親にして誕生した園芸品種。初夏から秋の頃まで、アサガオを小型にしたようなカラフルな花を株いっぱいに咲かせる。
立ち上がってこんもり茂るブッシュタイプと半匍匐性のカスケードタイプがあり、花径10㎝内外の巨大輪種から5~6㎝の小輪多花性種まである。花色も多彩で、単色のほか覆輪や絞り咲き、中心から放射状にストライブが入るものや八重咲き種もある。雨で花びらが傷みやすいという欠点も、改良が進んで雨に強い品種も出回る。近縁種のカリブラコアもペチュニアの名で出回る。
栽培管理:タネから育てることもできるが、微粒種子で扱いが難しいこともあり、市販のポット苗を利用するのが簡単。日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の過湿を嫌うので表面が十分に乾いてから、花にかけないように株元に水をやる。花がらは早めに摘み取り、月に1、2回液肥を施す。花つきが悪くなったら切り戻す。
[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」(共に金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]