2014年2月21日(金)、朝から晴れて天気が良かったので、前から行きたいと思っていた 、一関市花泉町「花と泉の公園・ベゴニア館」に行ってきました。ベゴニア館は2月末まで規模を縮小して無料開放中で、午前10時から午後4時まで。水曜休館。
温室の中の東側にある「ウォーターパール入口」(鏡の泉)付近に、走枝茎名先に子株を沢山つけた鉢植えの外斑折鶴蘭/コモスム’ヴァリエガツム’が展示されていました。また、螺旋階段を上って喫茶コーナーの上に出たら、そこの円柱にも見事な外斑折鶴蘭/コモスム’ヴァリエガツム’が展示されていました。
ユリ科 オリヅルラン(クロロフィツム)属 Chlorophytum:北アメリカとヨーロッパを除いた大陸に分布する多年草で、約215種が知られている。地下に多数の太い多肉質の根を持ち、それにつく葉は細長くて、多数が群生する。花は直立または下垂する花茎につき、白花が多い。
クロロフィツム・コモスム ユリ科 オリヅルラン(クロロフィツム)属 Chlorophytum comosum
西アフリカ原産の多年草で、オリヅルラン(折鶴蘭)の和名がある。長さ20~30cmの葉を群生し、樋(とい)のような形をし、先が下垂する。葉腋より長い花茎を出し、白花をつけるが、花後、その先に子株をつくり、やがてその子株の基部から気根が出て、新しい株となる。その子株のついた姿がオリヅル(折鶴)に似ていることから「オリヅルラン」の名前がつけられたという。
一般には斑入り品種の栽培が多く、ヴァリエガツムcv.Variegatum は’ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)’の和名があり、葉縁に白色の斑が入る。
ピクツラツム’Picturatumは’ナカフヒロハオリヅルラン(中斑広葉折鶴蘭)の和名があり、葉の中央に幅の広い白斑が入った葉をつける。同じ中斑が入るが、幅の狭いものは’ウィツタツム’cv.Vittatumといい、和名は'ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)’という。
ほかにアフリカ原産で、和名を’シャムオリヅルラン’という’ビケティー’Chlorophytum bichetii がある。葉は長さ20cmほどで平たく、質は薄い。葉の両側に白色斑が入る。ほかの種類に比べてやや弱い。
管理:耐寒性が強く、最低5℃で越冬するが、葉が傷むので、冬は室内に置く。花壇や温室内に地植えにするが、コモスムcomosumやその品種は吊り鉢仕立てにする。多肉質の根があって、乾燥に強いが、斑入り品種はやや日陰がよい。株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]
http://www.kanyoplant.com/ichiran/orizururan.html [オリヅルラン:観葉植物一覧]
http://herberry.exblog.jp/11139831/ [ほぼ鉢植えガーデン:オリヅルラン・ボニーの株分け&植替え]
http://aquiya.skr.jp/zukan/Chlorophytum_comosum.html [オリヅルラン(草木図譜)]
http://item.rakuten.co.jp/onesgarden/10000360/ [楽天市場:ミニ観葉植物:オリヅルラン・ボニー4号鉢:今までにないくるくるカールの葉っぱ♪]