peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市花泉町「花と泉の公園」ベゴニア館の外斑折鶴蘭/コモスム ’ヴァリエガツム’ 2014年2月21日(金)

2014年03月05日 | 植物図鑑

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2014年2月21日(金)、朝から晴れて天気が良かったので、前から行きたいと思っていた 、一関市花泉町「花と泉の公園・ベゴニア館」に行ってきました。ベゴニア館は2月末まで規模を縮小して無料開放中で、午前10時から午後4時まで。水曜休館。

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温室の中の東側にある「ウォーターパール入口」(鏡の泉)付近に、走枝茎名先に子株を沢山つけた鉢植えの外斑折鶴蘭/コモスム’ヴァリエガツム’が展示されていました。また、螺旋階段を上って喫茶コーナーの上に出たら、そこの円柱にも見事な外斑折鶴蘭/コモスム’ヴァリエガツム’が展示されていました。

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ユリ科 オリヅルラン(クロロフィツム)属 Chlorophytum:北アメリカとヨーロッパを除いた大陸に分布する多年草で、約215種が知られている。地下に多数の太い多肉質の根を持ち、それにつく葉は細長くて、多数が群生する。花は直立または下垂する花茎につき、白花が多い。

クロロフィツム・コモスム ユリ科 オリヅルラン(クロロフィツム)属 Chlorophytum comosum

西アフリカ原産の多年草で、オリヅルラン(折鶴蘭)の和名がある。長さ20~30cmの葉を群生し、樋(とい)のような形をし、先が下垂する。葉腋より長い花茎を出し、白花をつけるが、花後、その先に子株をつくり、やがてその子株の基部から気根が出て、新しい株となる。その子株のついた姿がオリヅル(折鶴)に似ていることから「オリヅルラン」の名前がつけられたという。

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一般には斑入り品種の栽培が多く、ヴァリエガツムcv.Variegatum は’ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)’の和名があり、葉縁に白色の斑が入る。

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ピクツラツム’Picturatumは’ナカフヒロハオリヅルラン(中斑広葉折鶴蘭)の和名があり、葉の中央に幅の広い白斑が入った葉をつける。同じ中斑が入るが、幅の狭いものは’ウィツタツム’cv.Vittatumといい、和名は'ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)’という。

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ほかにアフリカ原産で、和名を’シャムオリヅルラン’という’ビケティー’Chlorophytum bichetii がある。葉は長さ20cmほどで平たく、質は薄い。葉の両側に白色斑が入る。ほかの種類に比べてやや弱い。

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管理:耐寒性が強く、最低5℃で越冬するが、葉が傷むので、冬は室内に置く。花壇や温室内に地植えにするが、コモスムcomosumやその品種は吊り鉢仕立てにする。多肉質の根があって、乾燥に強いが、斑入り品種はやや日陰がよい。株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://www.kanyoplant.com/ichiran/orizururan.html [オリヅルラン:観葉植物一覧]

http://herberry.exblog.jp/11139831/ [ほぼ鉢植えガーデン:オリヅルラン・ボニーの株分け&植替え]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Chlorophytum_comosum.html [オリヅルラン(草木図譜)]

http://item.rakuten.co.jp/onesgarden/10000360/ [楽天市場:ミニ観葉植物:オリヅルラン・ボニー4号鉢:今までにないくるくるカールの葉っぱ♪]


一関市花泉町「花と泉の公園」ベゴニア館の根茎性ベゴニア ’ マソニアナ’ / アイアンクロス・ベゴ

2014年03月05日 | 植物図鑑

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2014年2月21日(金)、朝から晴れて天気が良かったので、前から行きたいと思っていた 、一関市花泉町「花と泉の公園・ベゴニア館」に行ってきました。ベゴニア館は2月末まで規模を縮小して無料開放中で、午前10時から午後4時まで。水曜休館。

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温室の中頃に、葉脈に沿って黒褐色の鉄十字模様が入った黄緑色の葉をつけた根茎性ベゴニア ’マソニアナ(メイソニアナ)’が展示されていました。この特徴のある葉からアイアンクロス・ベゴニアとも呼ばれています。

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根茎性ベゴニア:茎が横に這ったり、直立しても短いものが多いが、木立性ベゴニアと区別のつけにくいものもある。葉の形、色、模様が変化に富み、観葉価値の高いものが多い。弱い光でもよく育ち、小型種が多いので、室内やベランダで楽しむのに適している。繁殖も容易で、花もそれなりに楽しめる。

根茎性ベゴニア ’メイソニアナ(マソニアナ)’ ベゴニア科 ベゴニア属 Begonia

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中国南部原産の大型種。強健で根茎も太くよく分枝する。葉は黄緑色で、葉脈に沿って黒褐色の鉄十字模様が入り、アイアン・クロス・ベゴニアの名がある。花は淡緑色で観賞価値はあまりない。日陰で美しい葉色をあらわし、5℃程度の低温にも耐える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

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マソニアーナ(中国名:鉄甲秋海棠)masoniana lrmscher

 横走型 中国南部原産 メイソン(LMMason)発見、1959年発表 葉:広卵形 花:淡黄(帯緑)大 備考:鮮緑色地に小型円錐状突起があり、黒褐色の鉄十字模様が入る。花期は夏。

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126 マソニアーナ・シルヴァー masoniana 'Silver'hort.

分類:横走型 原産地:中国南部原産 葉形:広卵形でやや欠刻 花色:白(帯緑)中 備考(特性、栽培ポイント):灰緑色の葉面に小突起があり、黒褐色の鉄十字模様が入る。葉は基本種よりやや細く、模様も不明瞭。

127 マソニアーナ・マクラータ masoniana var.maculata SK.Chen

分類:横走型 原産地:中国南部原産 葉形:広卵形 花色:淡黄(帯緑)中 備考(特性、栽培ポイント):黄色味を帯びた鮮緑色で、葉脈に沿い紫黒色の鹿の角状の模様入り。葉縁に紫黒色覆輪。気難しい。[誠文堂新光社発行、日本ベゴニア協会・編「ベゴニア百科」より]