2015年5月11日(月)、一関市大東町摺沢の中心街路を散策しました。旧今泉街道とJR大船渡線が交差する第5今泉街道踏切から100mほど西側に進んだ所にある民家の屋敷内に植えられているオオデマリ(大手毬・大手鞠)が、白い花が手鞠(手毬)のように集まって1つの花のようにも見える花々を沢山咲かせていました。
オオデマリ(大手毬・大手鞠) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum plicatum
花がマリ(鞠・毬)のように球状に集まってつくのでこの名がある。「テマリバナ」ともいう。山地に生えるヤブデマリ(藪手鞠)の花がすべて装飾花になったもので、観賞用として庭などに植えられている。落葉低木で、高さは1~3mになる。葉は対生し、長さ7~16㎝の広楕円形で、表面の脈が凹み、シワ(皺)状になっている。花期は4~5月。アジサイの花と似ているが、アジサイは萼片が装飾花になったもの。白いマリのような花の集団は大きいものは直径約12㎝。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]