peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のオオデマリ(大手鞠・大手毬) 2015年5月11日(月)

2015年05月11日 | 植物図鑑

2015年5月11日(月)、一関市大東町摺沢の中心街路を散策しました。旧今泉街道とJR大船渡線が交差する第5今泉街道踏切から100mほど西側に進んだ所にある民家の屋敷内に植えられているオオデマリ(大手毬・大手鞠)が、白い花が手鞠(手毬)のように集まって1つの花のようにも見える花々を沢山咲かせていました。

 オオデマリ(大手毬・大手鞠) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum plicatum

花がマリ(鞠・毬)のように球状に集まってつくのでこの名がある。「テマリバナ」ともいう。山地に生えるヤブデマリ(藪手鞠)の花がすべて装飾花になったもので、観賞用として庭などに植えられている。落葉低木で、高さは1~3mになる。葉は対生し、長さ7~16㎝の広楕円形で、表面の脈が凹み、シワ(皺)状になっている。花期は4~5月。アジサイの花と似ているが、アジサイは萼片が装飾花になったもの。白いマリのような花の集団は大きいものは直径約12㎝。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 


一関市室根町「春の山野草展」のボタン(牡丹)・ハイヌーン  2015年5月9日(土)

2015年05月11日 | 植物図鑑

2015年5月9日(土)、一関市室根町の室根ふるさとセンターで、むろね山野草の会(小山仁会長、会員47人)の「春の山野草展」[5/9(土)~5/10(日)、入場無料]が開催中でしたので観に行ってきました。

会場入口には室根山の里山の風景をクマガイソウ(熊谷草)などで再現したタテ3m、ヨコ2mのディスプレーが設置されて、「望郷(ふるさと)の群舞」と名付けられていました。クマガイソウが沢山使われていて、これを見ただけでも行った甲斐があったと思いました。

この山野草展に協賛した屋外の花苗売り場には、黄色いボタン(牡丹)として有名なハイヌーンが、展示販売されていました。

 ボタン(牡丹)・ハイヌーン ’High Noon’ ボタン科 ボタン属

[原産]アメリカ [花弁]鮮黄色の花弁の基部に炎の形の茶褐色の斑紋が入る。[特徴]八重咲きの中輪品種。2期咲きの傾向がある。[http://matome.naver.jp/odai/2132014257364204001?page=2:図鑑 世界のボタンの種類の画像一覧、全集:NAVERまとめ]

 


一関市室根町「春の山野草展」のハクサンチドリ(白山千鳥) 2015年5月9日(土)

2015年05月11日 | 植物図鑑

2015年5月9日(土)、一関市室根町の室根ふるさとセンターで、むろね山野草の会(小山仁会長、会員47人)の「春の山野草展」[5/9(土)~5/10(日)、入場無料]が開催中でしたので観に行ってきました。

会場入口には室根山の里山の風景をクマガイソウ(熊谷草)などで再現したタテ3m、ヨコ2mのディスプレーが設置されて、「望郷(ふるさと)の群舞」と名付けられていました。クマガイソウが沢山使われていて、これを見ただけでも行った甲斐があったと思いました。

2階の展示会場には、会員が丹精込めて育てた山野草200点以上が展示されていましたが、それらの中に、1鉢だけでしたが紅紫色の花を沢山つけたハクサンチドリ(白山千鳥)がありました

 ハクサンチドリ(白山千鳥)ラン科 ハクサンチドリ属 Orchis aristata

亜高山~高山の草地に生える多年草。高さは10~40㎝。葉は3~6個が互生してつき、長さ5~15㎝の披針形で、基部は茎を抱く。北のものほど葉の幅は広くなる。6~8月、茎の上部に紅紫色の花がかたまってつく。花は10個前後つくものが多いが、数個しかつかないものから、20個近くが長い穂になってつくものまでいろいろある。また花が白色のものもある。萼片や花弁の先が鋭く尖るのが特徴で、唇弁の距はほぼ真うしろへ突き出ている。

北海道と本州の東北地方には葉に暗紫色の斑点があるものがあり、ウズラバハクサンチドリ(鶉葉白山千鳥)f.punctataという。分布:北海道、本州(中部地方以北)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

 


「花と泉の公園」のボタン(牡丹)・紫雲殿(しうんでん) 2015年5月8日(金)

2015年05月11日 | 植物図鑑

 

2015年5月8日(金)、「花と泉の公園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)のぼたん園に行ってきました。明日(5/9)から始まる「ぼたん園開園20周年・ぼたん しゃくやく祭り」[5/9(土)~6/7(日)]を前に、「混雑する前に」と思って観てきました。今回は「制限時間」が定められていたので、日本ぼたん協会指定ぼたん見本園を重点的に見て回りました。「紫雲殿(しうんでん)という名の紫色のボタンが花を沢山咲かせていました。

 ボタン(牡丹)ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa

 中国原産の落葉低木で、古い時代に日本に渡ってきた。現在は日本ボタンとして発達している。茎は直立し株立ちとなり、高さ2mぐらいになる。葉は有柄で、互生、2回羽状または2回3出葉、全縁、無毛である。茎の先端に大きな1花をつける。花径は品種によって異なるが、20~30㎝の大輪もある。一重咲き、八重咲き、花色は紅、桃、紫紅、白、黄などがあり変化の幅は広い。根の皮を薬用にする。園芸品種に’花王’、’花競’、’奇縁’、’金帝’、’黒光司’、’日照’、’連鶴’、’麟鳳’、’島大臣’、’太陽’、’玉緑’、’八千代椿’、’八重桜’などがある。花期:5月頃。栽培:繁殖は接木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

ボタン(牡丹)・紫雲殿(しうんでん)紫色系、千重、大輪、中生種。[花泉町観光協会発行「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」より]