2015年5月26日(火)、一関市大東町摺沢の県道19号線(一関大東線・今泉街道)沿いにあるキリンヤ摺沢店に隣接している民家の庭に植栽されているセイヨウミザクラ(西洋実桜)が、熟しておいしそうな実を沢山つけていました。この果実が、いわゆる「サクランボ」と呼ばれているものである。
セイヨウミザクラ(西洋実桜)/サクランボ バラ科 プルナス(サクラ)属 Prunus avium
西アジア原産の落葉高木で、明治初期に渡来し、主に山形県、福島県、長野県などで栽培されている。葉は倒卵状長楕円形で長さ6~12㎝。4~5月、散形花序に直径約2㎝の白い花が3~4個咲く。花弁は5個で倒卵形。萼片は反り返る。果実はいわゆる「サクランボ」で、直径1.5~2.5㎝の球形。黄赤色または紫黒色に熟し、生食のほか、果実酒やシロップ漬け、製菓用に使われる。タカサゴ(高砂)もホウギョク(宝玉)もセイヨウミザクラの一品種。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]